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グレースケール イメージの等高線図の作成
この例ではイメージの等高線図を作成する方法を説明します。等高線はイメージ内の一定のイメージ強度値に沿った線です。関数imcontour
を使用して、グレースケール イメージ内のデータの等高線図を作成できます。この関数は、MATLAB® の関数 contour
に似ていますが、座標軸が自動的に設定され、その向きと縦横比がイメージに一致するようになっています。
グレースケール イメージを読み取り、それを表示します。
I = imread("moon.tif");
imshow(I)
imcontour
を使用して、10 個の等高線レベルでイメージの等高線図を作成します。
[C,h] = imcontour(I,10);
関数 imcontour
によって選択されたレベルを表示します。
h.LevelList
ans = 1×10
23 46 69 92 115 138 161 184 207 230
等高線のレベルにラベルを付けるには、関数clabel
を使用します。ズームインして等高線の詳細を表示します。
clabel(C,h) xlim([160 200]) ylim([360 400])
レベル 128 での単一等高線を表示します。
imcontour(I,[128 128]);