ドキュメンテーション

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オーディオのサンプルレート変換

この例では、マルチレート FIR レート変換法を使用して、オーディオ信号のサンプルレートを 22.050 kHz から 8 kHz に変換する方法を示します。

オーディオ サンプルレート

デジタル オーディオ録音は、8kHz、11.025kHz、16kHz、22.05kHz、24kHz、44.1kHz、48kHz、96kHz など、多数の異なるサンプルレートを使用します。低いレートは会話や低忠実度のオーディオに使用し、高いレートは主に高忠実度のオーディオに使用します。データは異なるメディアや機器で使用できるようにリサンプルされるのが一般的です。低忠実度を使用できる場合は、リサンプルによってデータ ストレージ条件を下げることができます。

デジタル オーディオ ストリームを 22.05kHz から 8kHz に変換する方法は多数あります。この例で示す方法では、1 つの多相 FIR レート変換フィルターを使用します。このフィルターでは必要な演算数は比較的少なくなりますが、消費するメモリは多くなります。

例の検証

この例では、オーディオ周波数スイープ ソース (0 ~ 10 kHz) と DSP System Toolbox™ のスコープ ブロックを使用して、時間領域および周波数領域で入力オーディオ信号 (オリジナル) と出力オーディオ信号 (リサンプル後) を表示します。この例の浮動小数点バージョンは入力に Chirp ブロックを、固定小数点バージョンは NCO ブロックを使用します。

入力信号が 4kHz を超えると、出力サンプルレートで表現不可能になるため、出力は基本的にゼロになります。入力が 4kHz を下回ると、出力が再度表示されます。

参考

DSP System Toolbox™ ドキュメンテーションの「Designing Multirate and Multistage Filters」

参考文献

Fliege, N.J., Mulitrate Digital Signal Processing, John Wiley and Sons, 1994.

Mitra, S.K., Digital Signal Processing, McGraw-Hill, 1998.

Orfanidis, S.J., Introduction to Signal Processing, Prentice-Hall, Inc., 1996.

Vaidyanathan, P.P., Multirate Systems and Filter Banks, Prentice-Hall, Inc., 1993.

使用可能な例のバージョン

浮動小数点バージョン: dspaudiosrc

固定小数点バージョン: dspaudiosrc_fixpt

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