step
System object: comm.GMSKTimingSynchronizer
名前空間: comm
4 次非線形性法を使用したシンボル タイミング位相の再生
構文
[Y,PHASE] = step(H,X)
[Y,PHASE] = step(H,X,R)
説明
メモ
R2016b 以降では、step
メソッドを使用して、System object™ によって定義された演算を実行する代わりに、引数を関数であるかのように使ってオブジェクトを呼び出すことができます。たとえば、y = step(obj,x)
と y = obj(x)
は同等の演算を実行します。
[Y,PHASE] = step(H,X)
は、タイミング位相の再生を実行し、入力信号 X
に対する時間同期信号 Y
および推定タイミング位相 PHASE
を返します。X
は倍精度または単精度複素数列ベクトルでなければなりません。
[Y,PHASE] = step(H,X,R)
は、非ゼロのリセット信号 R
を入力したときにタイミング位相再生処理を再起動します。R
は論理値または倍精度のスカラーでなければなりません。この構文は、ResetInputPort
プロパティを true に設定した場合に適用されます。
メモ
obj
は、この step
メソッドの実行先の System object を指定します。
オブジェクトは、step
メソッドがはじめて実行されるときに初期化を実行します。この初期化により、調整不可能なプロパティと入力仕様がロックされます。プロパティ値の変更の詳細については、System object を使用した MATLAB でのシステム設計を参照してください。