ISO 26262 プロセス導入アドバイザリ サービス

MathWorks Consulting Services では、手動またはモデルベース デザインに基づく既存のプロセスからモデルベース デザインを使用した ISO 26262 準拠のプロセス フレームワークへの移行を支援しています。ISO 26262 プロセス導入アドバイザリ サービスは、それぞれの環境、ツール、アプリケーションに合わせてカスタマイズされたサービスです。これには、現在のプロセスとのギャップの特定、モデルベース デザインに基づくより最適化されたプロセス ワークフローを確立するためのロード マップの開発、ならびにそのロード マップの導入支援が含まれます。

ISO 26262 プロセス導入アドバイザリ サービスは、長年にわたって自動車業界のお客様の高信頼性ソフトウェアの開発を支援してきた MathWorks の上級コンサルタントが担当します。MathWorks Consulting Servicesでは、よくある誤りを避け、ISO 26262 の目標を満たす高信頼性組み込みシステムを開発する時間、労力、コストを削減できるように支援します。


MathWorks Consulting Servicesによるサポートの内容:

ISO 26262 で規定されている主な作業の実行

  • 要求仕様のトレーサビリティ
  • 要求仕様に基づくモデルのテストとカバレッジ
  • Simulink Model Advisor を使用したモデルの標準のチェック
  • ソフトウェアおよびモデルのアーキテクチャの確認、静的解析、検査
  • Simulink Design Verifier を使用したテスト ケースの生成と設計の解析
  • Embedded Coder の設定とコード生成
  • 生成およびコンパイルされたコードのソフトウェアインザループ テストとプロセッサインザループ テスト
  • IEC Certification Kit (ISO 26262 用) を使用したツール認証
  • ISO 26262 に準拠するために必要な作業成果物の生成

計画と実行

  • 既存の開発プロセスの変換と効率の改善
  • 効率を高めるための段階的なアプローチの特定と実行

チームのトレーニング

  • ISO 26262 規格の基礎知識の習得
  • モデルベース デザインを最大限に活用する方法の習得
  • モデルベース デザインに独自に取り組むための基本的な専門知識の習得

次のステップ

導入手順はそれぞれの企業や用途によって異なります。MathWorks Consulting Servicesでは、製品の専門知識と業界での経験に基づいて、お客様のニーズに適したプロセスを提案します。これには次のようなステップが含まれます。

  • 既存のプロセスとツールの評価 — 組み込みソフトウェア開発の既存のプロセス、ツール、アプリケーション、決定された ASIL (A ~ D)、必要とされる TCL (Tool Confidence Level) を見直します。
  • ギャップ解析 — ギャップ解析を行い、モデルベース デザインを使用した ISO 26262 プロセス フレームワークへの移行に向けた現在の課題、プロセス効率化のための改善点、必要なトレーニング、その他の推奨事項を特定します。さらに、推奨される改善を達成するための段階的なアプローチを含む実行可能なロード マップを開発します。
  • 知識の継承 — 特定されたギャップを埋めるための方法を提案します。これには、ISO 26262 でモデルベース デザインを使用する場合の TÜV SÜD 認証のプロセス フレームワーク、主要な開発作業を実施するためのツールの自動化など、優先度に基づいて特定のツールやトピックに関する説明が含まれます。
  • 実践的な導入のサポート — 特定のプロジェクトへの推奨されるプロセスの実装をサポートします。モデル化、シミュレーション、コード生成、検証、IEC Certification Kit のカスタマイズ、認定などの作業を支援します。これには、ISO 準拠のワークフロー文書で使用するカスタマイズされた ISO 26262 手法表の準備、ISO 26262 ツール認証の成果物の生成などが含まれます。

具体的な要件については、MathWorks Consulting Servicesまでご相談ください。

チーム紹介

ワールドワイド、MathWorksのテクニカルコンサルタントはMATLABとSimulinkの経験に加えて業界経験と深いノウハウがあり、お客様の技術と事業の課題を解決できます。


「MathWorks のコンサルタントの方々の協力により、ISO 26262 に準拠したモデルベース デザインを、 Simulink、Stateflow、Simulink Design Verifier および Embedded Coder を使用して開発された、新しい Integrated Restraints and Braking Controller (IRBC) に適用して、量産コードの生成と検証を行っています。」

Autoliv、主任エンジニア Rich Rakes 氏

John Lee は、自動車/商用車業界のコンサルティングを担当する上級コンサルティング エンジニアで、組み込み制御の開発に関する課題への取り組みやモデルベース デザインの実装を支援しています。現在は、主にモデルの検証手法および ISO 26262 に取り組んでいます。15 年以上にわたり、Caterpillar や Delphi において、ディーゼル エンジンのコールド スタート制御、セミアクティブ サスペンション システム、自動車の内部モジュールなど、さまざまな業務に携わってきた経験があります。オハイオ州立大学で機械工学の学士号と修士号を取得しています。