Simulink の新機能

私たちは絶えず Simulink を改良しています。最新の機能についてご覧ください。

思考のスピードに合わせて編集

Simulink では、モデル化や編集の作業方法を改善するための機能拡張が常に行われています。各リリースでは、目標の達成や設計の実現に向けてモデルを改良するうえで、作業時間の短縮につながるツールやリソースが追加されています。

Simulink Online: Web ブラウザーから Simulink を使用 – R2020b

Simulink 入門: Simulink モデルの作成、編集、シミュレーションの基礎を対話形式のチュートリアルで学習 – R2019a

Simulink ツールストリップ: 必要なときにアクセスして、Simulink 機能を発見 – R2019b

柔軟な端子の配置: サブシステム、サブシステム参照、モデル参照、および Stateflow チャートにおいて、ブロックのどの側面にも、どの順番でも端子を配置可能 – R2020a

端子の自動作成:ブロック外枠のクリックまたはドラッグによる端子の作成 – R2018b

設計のコンポーネント化

システムのコンポーネント化、同時並行開発、共有、再利用によって、複雑な設計でも開発できるようになります。

バス要素端子: 非バーチャルバス、バス配列を含む、すべてのタイプの名前ベースの合成信号を使用したバス要素端子で、コンポーネント インターフェイスを作成しアクセス – R2021a

コードインポーター: C コードを再利用可能な Simulink ライブラリとしてインポート – R2021a

サブシステム参照: 任意のサブシステムをサブシステム参照に変換してモデルをコンポーネント化し、独立したファイルに保存して再利用を促進 – R2019b

ブロックセット デザイナー:1 つのインターフェイスでブロックセット全体の作成からテスト、文書化、公開まで対応 – R2019b

C CallerC Function ブロック: 直接的な C コードの記述または C 関数の呼び出しにより、外部アルゴリズムを統合 – R2018b、R2020a

ランタイム ソフトウェアのモデル化

組み込みソフトウェア フレームワーク向けに Simulink コンポーネントをモデル化、シミュレーション、ターゲット実装できます。モデリングの抽象化を使用すると、アルゴリズムモデルの機能を強化してスケジューリングや通信、メモリ、診断サービスをマッピングしたり、関数をスケジューリングして実行順序の効果を調べたりすることができます。ランタイム ソフトウェアをモデル化することで、生成したコードをターゲットに展開する前に問題を検出します。

イベントロギング/イベント アニメーション: イベント アニメーションおよびシーケンスビューアーのツールを使用して、Function-Call Subsystem、Simulink メッセージ、Simulink 関数に関係するモデル内のイベントを検査およびアニメーション化 – R2021a

メッセージ: 複数のメッセージ行を 1 つのメッセージ行に結合し、メッセージを伝送する非バーチャルバスとバーチャルバスの両方を指定 – R2021a

スケジュール エディター: スケジュールコネクタを使用して、Stateflow チャートと対応するパーティション間の接続を表示 – R2021a

For Each Subsystem:Function Caller ブロックを使用して、繰り返しの実行からサービス ユーティリティを呼び出し – R2020b

行優先の配列レイアウト: ルックアップテーブルやその他のブロックの配列レイアウトを行優先として指定し、外部の C/C++ 関数やツール、ライブラリとの統合を簡略化– R2018b

シミュレーションの高速化

ソルバー技術における最新の開発、キャッシュされたシミュレーションの中間生成物、シミュレーション ワークフローのその他の機能強化によって、シミュレーションのパフォーマンスを最大限に高めます。また、並列性を使用して、大規模なシミュレーションへの処理能力をアップすることもできます。

ハードウェア アクセラレーション: SIMD 命令を活用してシミュレーションを高速化 – R2021a

マルチコア コシミュレーション: グラフベースの並列処理を使用して、複数のスレッドでコシミュレーション コンポーネントを含むモデルを実行 – R2021a

For Each Subsystem 並列実行: マルチコア処理を使用して、ラピッド アクセラレータ モードで For Each Subsystem の実行を高速化 – R2021a

並列シミュレーション: parsim および batchsim コマンドを使用して、複数の並列シミュレーションを実行 – R2017a、R2018b

シミュレーション マネージャー: 設定可能なプロットを使用して、シミュレーション実行中に結果を解析 – R2019b

シミュレーションの解析

モデルのシミュレーションと結果のデバッグ、解析、可視化が必要な場合、Simulink には、システム動作の理解を深めるのに適したツールが用意されています。

Record ブロック: 同じブロックからワークスペースおよびファイルにシミュレーション データを記録 - R2021a

対話形式のシミュレーション比較レポート: シミュレーション データ インスペクターから対話形式の HTML 比較レポートを生成して共有 – R2020a

シミュレーション データ インスペクター: 同期されたカーソルを使用して、複数のサブプロットにまたがるテストデータやシミュレーション データを再生 – R2019a

信号エディター: マウスまたはタッチパネルを使って信号をグラフィカルに作成および挿入 – R2019a

実行順序ビューアー: ブロックがシミュレーションされる順序を特定 – R2019b

ハードウェアでのアルゴリズムの実行

Arduino ボード、Raspberry Pi コンピューター、LEGO MINDSTORMS EV3、Android/iOS のスマートフォンやタブレットなどの、さまざまなハードウェア上でアルゴリズムを直接実行します。展開されたアルゴリズムはスタンドアロンで実行することもできれば、Simulink に接続して、対話式でパラメーターを調整し、ほぼリアルタイムで信号を可視化することもできます。

ディープラーニング: Simulink を使用して Android および Raspberry Pi ハードウェアにディープラーニング アプリケーションを展開 – R2021a

Arduino Engineering Kit Rev2 : Simulink であらかじめ設定した 3 つのプロジェクトで Arduino Engineering Kit Rev2 を使用 – R2021a

ダッシュボードパネル: Arduino および Android デバイスにダッシュボードパネルを展開 – R2021a

MODBUS サポート: Arduino (RS485) および Raspberry Pi (TCP/IP) ハードウェアで MODBUS 通信を有効化 - R2021a

I/O接続に対応:シミュレーション中に Arduino Raspberry Pi および Android 周辺機器にアクセス – R2021a

プロジェクトの管理

タスク、プロセス、ファイルの管理の自動化によって、開発管理やチームとの連携を行います。自動化とソース管理との統合によって、プロジェクトのコンポーネント化、ファイルの整理のほか、それらの依存関係の解析、変更の比較、一般的な操作を行います。

自動マージツール:ソース管理ツールをカスタマイズしてモデルを自動マージ – R2020b

プロジェクト参照:プロジェクト参照の階層全体と関連ファイルを Simulink プロジェクトから直接参照 – R2018b

依存関係アナライザー:アーカイブへのエクスポート、依存関係レポートの生成、依存関係グラフからのプロジェクト作成 – R2020b

プロジェクトの互換性: Simulink.exportToVersion を使って、完全なプロジェクトを以前のリリースの MATLAB にエクスポート – R2020b

設計データの管理

設計データの処理の拡張および自動化によって、より効率的な開発ワークフローを支援し、開発プロセスの整合性を高めます。

モデル引数: インスタンス固有のパラメーターをネストされたモデル参照階層で簡単に構成し、最上位レベルで値を指定 – R2019a

データディクショナリ: 個別のディクショナリで参照モデルのグローバルデータを定義すると、Simulink が統合時に整合性をチェック – R2019a

未定義変数の検出: モデルの編集中に、欠落している変数に関する通知を瞬時に取得 – R2018a

モデル データ エディター: 信号、状態、参照される変数などのモデルで使用されるより多くのデータを簡単に表示、フィルター処理、グループ化、および編集 – R2017b

最新リリースへのアップグレード

Simulink には、最新機能がどのようなメリットをもたらすかを特定することにより、アップグレード プロセスをサポートする機能が組み込まれています。リリースノートでは、2 つのリリース間での非互換の機能をすべて迅速に特定し、それらに対応するための推奨事項を確認できます。

Simulink プロジェクトのアップグレード: Simulink プロジェクト内のすべてのモデルを最新リリースに簡単にアップデート – R2017b