rhs
方程式の右辺
構文
説明
例
方程式の右辺を求める
rhs
を使用して方程式 2*y == x^2
の右辺を求めます。
はじめに、方程式を宣言します。
syms x y eqn = 2*y == x^2
eqn = 2*y == x^2
rhs
を使用して eqn
の右辺を求めます。
rhsEqn = rhs(eqn)
rhsEqn = x^2
条件の右辺を求める
rhs
を使用して条件 x < y + 1
の右辺を求めます。
はじめに、条件を宣言します。
syms x y cond = x < y + 1
cond = x < y + 1
rhs
を使用して cond
の右辺を求めます。
rhsCond = rhs(cond)
rhsCond = y + 1
メモ
演算子 >
を使用した条件は、演算子 <
を使用して内部的に書き換えられます。このため、rhs
はオリジナルの左辺を返します。たとえば、rhs(x > a)
は x
を返します。
配列内の方程式の右辺を求める
方程式および条件を含むような配列に対して、rhs
はそれら方程式または条件の右辺の配列を返します。出力配列は、入力配列と同じサイズです。
ベクトル V
内の方程式と条件の右辺を求めます。
syms x y V = [y^2 == x^2, x ~= 0, x*y >= 1]
V = [ y^2 == x^2, x ~= 0, 1 <= x*y]
rhsV = rhs(V)
rhsV = [ x^2, 0, x*y]
演算子 >=
を使用した条件は演算子 <=
を使用して内部的に書き換えられるので、V
内の最後の条件は左右が入れ替わります。