データセット配列のエクスポート
この例では、MATLAB® ワークスペースからデータセット配列をテキストまたはスプレッドシート ファイルにエクスポートする方法を示します。
標本データを読み込みます。
load('hospital')
このデータセット配列には 100 件の観測値と 7 個の変数があります。
テキスト ファイルにエクスポートします。
データセット配列 hospital
を hospital.txt
というテキスト ファイルにエクスポートします。既定では、export
を使用した場合の書き込み先は、データセット配列の名前に .txt
を付加したタブ区切りのテキスト ファイルとなります。
export(hospital)
これにより、hospital.txt
ファイルが現在の作業フォルダーにない場合は、新規作成されます。ファイルが既に現在の作業フォルダーに存在する場合は、export
によって既存のファイルが上書きされます。
既定では、変数名はテキスト ファイルの最初の行にあります。観測名がある場合は、最初の列にあります。
変数名なしでエクスポートします。
hospital
の変数名を省略して、NoLabels.txt
というテキスト ファイルにエクスポートします。
export(hospital,'File','NoLabels.txt','WriteVarNames',false)
作成されたテキスト ファイル NoLabels.txt
の最初の行には変数名がありません。
コンマ区切り形式でエクスポートします。
hospital
をコンマ区切り形式のテキスト ファイル hospital.csv
にエクスポートします。
export(hospital,'File','hospital.csv','Delimiter',',')
Excel スプレッドシートにエクスポートします。
hospital
を hospital.xlsx
という Excel® スプレッドシートにエクスポートします。
export(hospital,'XLSFile','hospital.xlsx')
既定では、hospital.xlsx
の最初の行には変数名があり、最初の列には観測名があります。