Stateflow の操作点

シミュレーションの特定の時点におけるチャートのステートを保存します。

シミュレーション中に Simulink^® モデルの状態を取得するための操作点を保存します。モデルに Stateflow^® チャートが含まれている場合、操作点にはアクティブステート、出力データとローカルデータ、および永続変数についての情報が含まれます。操作点を使用して、シミュレーションの初期状態を指定し、様々な設定に対する Stateflow チャートの応答をテストします。

オブジェクト

`Stateflow.op.BlockOperatingPoint`	Stateflow チャートの操作点情報
`Stateflow.op.OperatingPointContainer`	ステート、ボックス、または関数の操作点情報
`Stateflow.op.OperatingPointData`	チャートデータの操作点情報

オブジェクト関数

`setActive`	ステートをアクティブとして設定
`isActive`	ステートがアクティブかどうかの判定
`highlightActiveStates`	アクティブステートの強調表示
`removeHighlighting`	アクティブステートの強調表示の解除
`getPrevActiveChild`	前にアクティブであったサブステートの取得
`setPrevActiveChild`	前にアクティブであったサブステートの設定
`clone`	Stateflow チャートの操作点のコピー
`open`	編集環境でオブジェクトを表示

トピック

Stateflow チャートの操作点の保存と復元
チャートのシミュレーション状態の取得、変更、および読み込みを行う。
操作点を使用したシミュレーションの初期状態の指定
時間 t = 0 から開始せずに連続シミュレーションの結果を取得する。
再現が困難なチャート構成のテスト
ギアの突然の変化に対するトランスミッションシステムの応答をテストする。
故障検出ロジックと冗長ロジックをもつチャートのテスト
航空機用エレベーターシステムのアクチュエータの故障に対する反応を確認する。