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同期機

この例では、Powergui の Machine Initialization ツールを使用したマシン電流の初期化を示します。

Louis-A. Dessaint and R. Champagne (Ecole de Technologie Superieure, Montreal)

説明

定格が 200 MVA、13.8 kV、112.5 rpm の三相発電器は、Δ結線 - Y 結線 210 MVA 変圧器を介して 230 kV、10,000 MVA ネットワークに接続されています。0.1 秒後には、230 kV 母線は三相地絡故障が発生します。6 サイクル後に (0.2 秒後) 故障は解消されます。

シミュレーション

1.Powergui を開き、[Machine Initialization] を選択します。新しいウィンドウが表示されます。マシンの 'Bus type' が 'PV generator' として初期化され、有効電力およびその端子電圧を制御するマシンの初期化が実行されることを示します。目的の端子電圧パラメーターは 13800 に設定され、有効電力は 150e6 に設定されます。*

[Compute and Apply] ボタンを押します。AB および BC マシンの電圧の位相ベクトル、および A 相および B 相から流出する電流が更新されます。電力を供給するために要求されるマシンの無効電力、機械動力、界磁電圧も次のように表示されます。Q = 3.4 Mvar、Pmec = 150.32 MW (0.7516 pu)、界磁電圧 Ef = 1.291 pu。

2.HTG および接続されている励磁システムを定常状態でシミュレーションを開始するため、これらの 2 種類のブロックは、Machine Initialization ツールにより計算される値に従って初期化されます。この初期化は、Constant ブロックもしくは Machine ライブラリ (HTG、STG または Excitation System) の制御ブロックのいずれかを、マシンの Pm と Vf の入力に接続している場合に、自動的に実行されます。HTG ブロックのメニューを開き、初期機械動力がツールにより 0.7516 pu (150.32 MW) に設定されたことに注意してください。Excitation System ブロックのメニューを開き、端子電圧と界磁電圧の初期値がそれぞれ 1.0 と 1.29071 pu に設定されていることに注目してください。

3.4 つの Scope を開き、シミュレーションを再開します。シミュレーションの開始時に端子電圧 Va が 1.0 p.u. であることを観察します。故障中は約 0.4 pu に低下し、故障が解消されると通常の値にすばやく戻ります。端子電圧のこのすばやい応答は、故障中に Excitation System の出力 Vf が 11.5 pu にまで上昇することによるものです。故障中、マシンの速度は 1.01 pu に上昇し、調速機がそれを規制すると 1 p.u. に振動します。安定するのに端子電圧よりはるかに時間がかかりますが、それは調速機の弁の開閉速度が 0.1 pu/秒に制限されているのが主な理由です。