PMSM の鉄損
この例では、鉄損が予想どおりであるかを検証する永久磁石同期電動機 (PMSM) のテスト ハーネスを示します。開回路テストにより、主要な磁束経路の損失を検証します。損失の値は、ヒステリシスによるものが 500 W、渦電流損失によるものが 1500 W と定義されています。短絡テストにより、クロス歯路磁束経路の損失を検証します。損失の値は、ヒステリシスによるものが 200 W、渦電流損失によるものが 600 W と定義されています。
モデル

Simscape ログからのシミュレーション結果
以下のプロットは、FEM-Parameterized PMSM ブロックに入力された鉄損パラメーターがシミュレーションで予想どおり動作しているかを検証します。対応するテストに関連するパラメーター値の合計が、過渡シミュレーション結果と一致します。

リアルタイム シミュレーションの結果
この例は、以下のプラットフォームでテストされました。
Intel® 3.5 GHz i7 マルチコア CPU と 4 GB の RAM を搭載した Speedgoat™ Performance リアルタイム ターゲット マシン。
3.5 GHz の Intel® Core XEON E3-1275v3 と 4 GB の RAM を搭載した dSPACE® SCALEXIO LabBox。
Simscape のローカル ソルバーを使用することで、このモデルを 70 マイクロ秒のステップ サイズでリアルタイム実行できます。サンプル レートが小さい場合、コールド キャッシュが原因で、最初のタスク実行中にタスク オーバーランが発生する可能性があります。このオーバーランを回避するには、選択したプラットフォームがこれらのオプションをサポートしている場合、タスク オーバーランの数を制限するか、リアルタイム アプリケーションの起動フェーズにおいてタスクのオーバーラン許容回数を制限するか、周期タスクのサンプル時間を延長することで、起動時の動作を緩和できます。
参考
FEM-Parameterized PMSM | ee_generateIdealPMSMfluxData