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モデルのシミュレーション データ ログ コンフィギュレーションの確認
Simscape™ Electrical™ を使用して実行できる多くの解析では、MATLAB® ワークスペース内にシミュレーション ログ変数が必要です。この例のモデルは、全シミュレーション時間にわたってモデル全体の Simscape データを記録するように構成されています。モデルのデータ ログ コンフィギュレーションを調べるには、次を行います。
モデルを開きます。MATLAB コマンド プロンプトで、次のように入力します。
model = 'ee_rectifier_power_dissipated'; open(model)
モデル コンフィギュレーション パラメーターを開き、左側のペインで [Simscape] を選択します。関連するパラメーターは以下のとおりです。
シミュレーション データ ログ — このパラメーターは
[すべて]
に設定されているため、データ ログはモデル全体に対して有効です。したがって、モデル内のどの半導体が消費した電力でも計算できます。ワークスペース変数名 — シミュレーション ログ変数の名前とも呼ばれるこのパラメーターは、
simlog_ee_rectifier_power_dissipated
として指定されています。データ点を制限 — このオプションは選択されていないため、シミュレーション時間全体について消費電力を計算できます。
あるいは、モデル コンフィギュレーション パラメーターを開かずに、関数 get_param
を使用して Simscape のデータ ログ コンフィギュレーションを判定することができます。たとえば、ee_rectifier_power_dissipated
モデルについて以下を判定します。
データ ログの対象がすべて、一部、なしのいずれであるか。MATLAB コマンド プロンプトで以下を入力します。
get_param(model,'SimscapeLogType')
ans = 'all'
Simscape のログ変数の名前
get_param(model,'SimscapeLogName')
ans = 'simlog_ee_rectifier_power_dissipated'
データ点を制限するオプションがオンとオフのどちらであるか
get_param(model,'SimscapeLogLimitData')
ans = 'off'