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Monostable
単安定フリップフロップ (ワンショット マルチバイブレーター) を実装する
ライブラリ
Simscape / Electrical / Specialized Power Systems / Control
説明
Monostable ブロックは、論理入力の変化が検出されたときに true パルスを出力します。
Monostable ブロックは、立ち上がりエッジ (入力が false から true になるとき)、立ち下がりエッジ (入力が true から false になるとき)、または両エッジ (入力で何らかの変化が検出されたとき) を検出するようにプログラムできます。Monostable ブロックは、パルスが true のときに発生したエッジを無視します。
パラメーター
- Edge detection
出力パルスをトリガーする検出条件を選択します。選択肢は
[Rising](既定)、[Falling]、または[Either]です。- パルス存続時間 (s)
出力 true 状態の存続時間を指定します。[サンプル時間] パラメーターが
0より大きい場合、[パルス存続時間] の値はサンプル時間の倍数にする必要があります。既定は0.015です。- Initial condition of previous input
前の入力の初期値を指定します (
0または1)。入力が指定値とは異なる場合、Monostable ブロックは t =0でエッジを検出できます。既定は0です。- Sample time
ブロックのサンプル時間 (秒) を指定します。連続ブロックを実装するには
0に設定します。既定は0です。
入力と出力
入力信号は boolean 信号でなければなりません。出力は boolean です。
特性
| 直達 | あり |
| サンプル時間 | [Sample Time] パラメーターで指定 |
| スカラー拡張 | あり (パラメーター) |
| 多次元化 | あり |
| ゼロクロッシング検出 | あり (連続時間領域) |
例
power_Logic の例では、単安定フリップフロップの動作が示されています。
モデルのサンプル時間は変数 Ts (既定値の Ts = 5e-3) でパラメーター化されています。連続した Monostable ブロックをシミュレートするには、MATLAB® コマンド ウィンドウで Ts = 0 と指定します。
バージョン履歴
R2013a で導入