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AC Voltage Source

正弦波電圧源を実装

  • AC Voltage Source block

ライブラリ:
Simscape / Electrical / Specialized Power Systems / Sources

説明

AC Voltage Source ブロックは、理想的な AC 電圧源を実装します。生成される電圧 "U" は次の関係で表されます。

U=Asin(ωt+ϕ),  ω=2πf,  ϕ=Phase in radians.

振幅と位相には負の値を指定できます。周波数を 0、位相を 90 度に等しくすると DC 電圧源が指定されます。負の周波数は指定できません。指定した場合はエラーが通知され、ブロック アイコンに疑問符が表示されます。

power_acvoltage の例では、ある抵抗において直列接続された異なる周波数の 2 つの AC Voltage Source ブロックを使用します。2 つの電圧の合計が Voltage Measurement ブロックによって読み取られます。

端子

保存

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正の端子に関連付けられた特定用途向けの電気量保存端子。

負の端子に関連付けられた特定用途向けの電気量保存端子。

パラメーター

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ブロック パラメーターを対話的に編集するには、プロパティ インスペクターを使用します。Simulink® ツールストリップの [シミュレーション] タブの [準備] ギャラリーで [プロパティ インスペクター] を選択します。

パラメーター

生成される電圧のピーク振幅。単位はボルト (V) です。

位相 (度)。

電源周波数。単位はヘルツ (Hz) です。

サンプル周期 (秒)。既定は 0 で、連続電源に対応します。

AC Voltage Source ブロックの端子にかかる電圧を測定するには [Voltage] を選択します。

選択した測定値をシミュレーション中に表示するには、モデルに Multimeter ブロックを配置します。Multimeter ブロックの [Available Measurements] リスト ボックスでは、後ろにブロック名が続くラベルで測定値が識別されます。

測定

ラベル

電圧

Usrc:

電力潮流

電力潮流パラメーターでは、Powergui ブロックの Load Flow ツールで使用するブロック パラメーターを定義します。以下の電力潮流パラメーターは、モデルの初期化のみを目的としています。ブロック モデルやシミュレーションのパフォーマンスには影響しません。

[Load Flow] タブの構成は、[Generator type] パラメーターで選択したオプションによって異なります。

電圧源の発電機タイプを指定します。

端子電圧の振幅と位相角を制御する発電機を実装するには、[swing] を選択します。電圧源端子に接続された Load Flow Bus ブロックの [Swing bus or PV bus voltage] パラメーターと [Swing bus voltage angle] パラメーターで、基準電圧の振幅と角度を指定します。

出力の有効電力 P と電圧の振幅 V を制御する発電機を実装するには、[PV] を選択します。ブロックの [Active power generation P] パラメーターで P を指定します。電圧源端子に接続された Load Flow Bus ブロックの [Swing bus or PV bus voltage] パラメーターで、V を指定します。ブロックによって生成される無効電力の最小値と最大値を制御するには、[Minimum reactive power Qmin] パラメーターと [Maximum reactive power Qmax] パラメーターを使用します。

出力の有効電力 P と無効電力 Q を制御する発電機を実装するには、[PQ] を選択します。ブロックの [Active power generation P] パラメーターと [Reactive power generation Q] パラメーターで、それぞれ P と Q を指定します。

ソースによって発電する有効電力をワット単位で指定します。マシンがモーター モードで動作する場合は、負の値を指定します。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Generator type][PV] または [PQ] に設定します。

ソースによって発電する無効電力をバール単位で指定します。負の値は、無効電力がマシンによって吸収されることを示します。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Generator type][PQ] に設定します。

端子電圧を基準値に維持した状態でソースによって発電できる最小無効電力。この基準電圧は、ソース端子に接続された Load Flow Bus ブロックの [Swing bus or PV bus voltage] パラメーターで指定します。既定値は -inf で、この場合、無効電力の出力に下限はありません。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Generator type][PV] に設定します。

端子電圧を基準値に維持した状態でソースによって発電できる最大無効電力。この基準電圧は、ソース端子に接続された Load Flow Bus ブロックの [Swing bus or PV bus voltage] パラメーターで指定します。既定値は inf で、この場合、無効電力の出力に上限はありません。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Generator type][PV] に設定します。

拡張機能

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C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入