ドキュメント パス ストレージ
要件リンクを作成すると、RMI で要件ドキュメントの場所がリンクとともに保存されます。選択ベースのリンクを使用した場合や、要件ドキュメントを参照して選択した場合、[要件の設定] ダイアログ ボックスの [選択内容のリンク] タブの [ドキュメント ファイル参照] オプションで指定したとおりにドキュメントの場所が保存されます。使用可能な設定は次のとおりです。
絶対パス
現在のフォルダーに対する相対パス
モデル フォルダーに対する相対パス
ファイル名のみ (MATLAB パス上)
また、ドキュメントの場所の絶対パスや相対パスを手作業で入力することもできます。相対パスとしてパスの一部を指定することも、パスをまったく指定しないこともできますが、要件ドキュメントのファイル名は指定しなければなりません。相対パスを使用する場合、ドキュメントの場所はファイル システム内の 1 か所に限定されません。相対パスを使用すると、RMI は次の順序で要件ドキュメントの正確な場所を決定します。
MATLAB® の現在のフォルダーに対する相対パスの解決が試行されます。
パスの指定がなく、ドキュメントが現在のフォルダーにない場合は、MATLAB 検索パスによりファイルが検索されます。
現在のフォルダーまたは MATLAB 検索パスとの相対パスでドキュメントを検索できない場合、モデル ファイル フォルダーに対する相対パスとして解決されます。
次の例は、要件ドキュメントの検索手順を示しています。
相対 (部分) パスの例
MATLAB の現在のフォルダー |
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モデル ファイル |
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ドキュメント リンク |
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検索対象のドキュメント |
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相対パス (パスなし) の例
MATLAB の現在のフォルダー |
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モデル ファイル |
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要件ドキュメント |
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検索対象のドキュメント |
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絶対パスの例
MATLAB の現在のフォルダー |
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モデル ファイル |
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要件ドキュメント |
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検索対象のドキュメント |
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