状態遷移内の予期せぬバックトラッキングをチェック
チェック ID: mathworks.jmaab.jc_0751
ガイドライン: jc_0751:状態遷移におけるバックトラックの予防
説明
状態遷移内の予期せぬバックトラッキングをチェックします。[予期せぬバックトラッキング (SFUnexpectedBacktrackingDiag)] のコンフィギュレーション パラメーターは [エラー] に設定されている必要があります。
メモ
このチェックは、バックトラッキングの問題を探します。
このチェックは、複雑な条件の分離に使用されるコネクティブ ジャンクションを探しません。
複雑な条件の分割が常にバックトラッキングの問題につながるわけではありません。
このチェックには Simulink® Check™ および Stateflow® のライセンスが必要です。
チェックのパラメーター化
MAB モデリング ガイドラインはサブ ID を 1 つのみ提供するため、このチェックにはサブチェックは含まれません。
参考として、NA-MAAB および JMAAB モデリング標準組織で使用が推奨されている MAB ガイドライン サブ ID は以下のとおりです。
NA-MAAB — a
JMAAB — a
結果と推奨アクション
条件 | 推奨アクション |
---|---|
バックトラッキングが状態遷移で検出されない。 | [予期せぬバックトラッキング (SFUnexpectedBacktrackingDiag)] のコンフィギュレーション パラメーターを [エラー] に設定します。 |
機能および制限事項
ライブラリ モデルで実行されます。
ライブラリにリンクされたブロックの内容は解析しません。
マスク サブシステムの内容は解析しません。
ブロックおよびチャートの対象外指定は許可されません。