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ブロック線図の更新とシミュレーションの実行

ブロック線図の更新

信号データ型やサンプル時間など、ブロック線図の多数の属性は指定しないままでもかまいません。その場合、Simulink® ソフトウェアは、ユーザーが指定するブロックの接続と属性に基づいてブロック線図の属性の値を推測します。Simulink が使用するプロセスはブロック線図の更新と呼ばれます。

Simulink は、指定しない属性に対して最も適切な値を推測しようとします。Simulink が属性を推測できない場合は、更新が停止され、エラーが表示されます。

シミュレーションによるブロック線図の更新

Simulink は、シミュレーションの開始時にブロック線図を更新します。更新されたブロック線図は、ユーザーがモデルに加えた最新の変更結果をシミュレーションに提供します。

編集中のブロック線図の更新

モデルの作成中はいつでもブロック線図を更新することができます。ブロック線図を定期的に更新することで、モデルの開発を進めながら潜在的なシミュレーションの問題の特定とその修正がしやすくなります。この方法により、一連の直近の変更に集中することで問題の原因の特定が容易になります。また、ブロック線図の更新処理は、シミュレーションの実行よりも所要時間が短いので、問題をより効率的に特定することが可能になります。

ブロック線図を更新するには、[モデル化] タブで、[モデルの更新] をクリックするか、Ctrl+D キーを押します。

ブロック線図を更新した場合の影響について、次に例を示します。

  1. 以下のモデルを作成します。

  2. [デバッグ] タブで、[情報のオーバーレイ][基本データ型] を選択します。

    Constant ブロックと Gain ブロックの出力端子のデータ型が表示されます。両端子のデータ型は既定値の double です。

  3. Constant ブロックのダイアログ ボックスで、[出力データ型]single に設定します。

    ブロック線図の出力端子データ型表示に、この変更は反映されません。

  4. [モデル化] タブで、[モデルの更新] をクリックします。

    更新されたブロック線図には、Constant ブロックおよび Gain ブロックの出力データ型に対する変更が反映されます。

    ブロック線図を更新すると、既定では、入力信号と [ゲイン] パラメーターのデータ型に基づいて Gain ブロックの出力データ型が選択されます。この例では、入力信号と同じデータ型が選択されます。

モデルのシミュレーション

Simulink で作成する各種のモデルについて、シミュレーション方法を理解しておく必要があります。シミュレーションでは、モデルのブロックと具体的な構成で指定された演算を実行し、結果を生成します。モデルのシミュレーションの設定方法などの詳細については、シミュレーションを参照してください。

以下のいずれかの方法を使用してモデルのシミュレーションを実行します。

  • Ctrl + T を押します。

  • [実行] をクリックします。

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