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シミュレーション ステッパーの制限

インターフェイス

  • シミュレーション ステッパーには、コマンド ライン インターフェイスはありません。

モデル コンフィギュレーション

  • シミュレーション ステップ実行 (進む/戻る) は、ノーマル モードおよびアクセラレータ モードのみで利用できます。

  • ステップを戻す機能は、シミュレーションの状態を保存および復元する SimState テクノロジーに依存しています。その結果、ステップを戻す機能は SimState をサポートするモデルにのみ使用可能です。詳細については、シミュレーションの操作点の保存と復元を参照してください。

  • シミュレーション ステッパーは、シミュレーションの進行を変えることなく、シミュレーションのメジャー タイム ステップを順に実行します。1 よりも大きいリファイン ファクターを選択すると、ソルバーのメジャー タイム ステップと次のメジャー タイム ステップとの間の時間にログ可能な出力が生成されます。これらの時間はメジャー タイム ステップではないので、これらの時間におけるモデルの状態にステップ実行することはできません。

  • ステップを戻す機能を有効にしてシミュレーションを実行すると、モデルがステップを戻すことが可能であるかどうか、Simulink® ソフトウェアがチェックします。可能でない場合、MATLAB® コマンド プロンプトに警告が表示されます。一部のシミュレーションでは Simulink はステップを戻すことができません。その場合、ステップを戻す機能はそのシミュレーションの終了まで無効になります。その後、設定は要求した値にリセットされます。

  • カスタム コードを [モデル コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの [コンフィギュレーション パラメーター][シミュレーション ターゲット][カスタム コード][初期化関数] に配置すると、シミュレーション ステッパーの最初のシミュレーション時にのみ呼び出されます。

ブロック

  • 一部のブロックは、SimState のサポート以外の理由でステップを戻す機能をサポートしません。ブロックは以下のとおりです。

    • SimState コンプライアンス レベルが宣言されていないか、あるいは unknown または disallowed に宣言された、P-work ベクトルをもつ S-Function (S-Function Compliance with the ModelOperatingPointを参照)

    • Simscape™ Multibody™ First Generation のブロック

    • レガシ (R2016a 以前) SimEvents® ブロック

  • MATLAB Function ブロックは、一般的にステップを戻す機能をサポートします。ただし、これらのブロックの MATLAB コードに特定の構造を使用すると、そのブロックがステップを戻す機能に対応しなくなる場合があります。以下のシナリオでは、MATLAB Function ブロックはステップを戻すことができません。

    • opaque データ型の永続変数。この条件でステップを戻す機能の実行を試みると、特定の変数型に基づくエラー メッセージが出力されます。

    • ステート (オブジェクトのプロパティや関数の永続データなど) を含んでいる可能性のある外部関数呼び出し。警告やエラー メッセージは表示されませんが、誤った結果になる可能性があります。

    • 静的変数を含んでいない (MEX 関数呼び出しによる) カスタム C コードの呼び出し。警告やエラー メッセージは表示されませんが、誤った結果になる可能性があります。

  • 一部の可視化ブロックはステップを戻す機能をサポートしません。これらのブロックはシミュレーションの状態にとって重要ではないので、これらのブロックを含むモデルでステップを戻しても、エラーや警告は表示されません。

    • XY Graph

    • Auto Correlator

    • Cross Correlator

    • Spectrum Analyzer

    • Averaging Spectrum Analyzer

    • Power Spectral Density

    • Averaging Power Spectral Density

    • Floating Bar Plot

    • 3Dof Animation

    • MATLAB Animation

    • VR Sink

    • 出力メソッド (たとえば、MATLAB Figure に出力する S-Function) でカスタムの可視化を実装する任意のブロックは、ステップを戻す機能に完全には対応しません。なぜなら、ステップを戻す間にブロック メソッド Output が実行されないからです。そのようなブロックの状態は、シミュレーション時間には一貫性が保たれますが (ブロックが SimState に準拠している場合)、シミュレーションの次の順方向ステップまで可視化コンポーネントは整合性がなくなります。

    これらのブロックはシミュレーションの数値結果に影響を与えないので、これらのブロックに対するステップを戻す機能の実行は無効になりません。ただし、これらのブロックの出力値は、シミュレーションのステップを再び進めるまで不正確なままです。

関連する例

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