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シミュレーション ステッパーの使用

シミュレーション ステッパーへのアクセス

Simulink® ツールストリップからシミュレーション ステッパーを実行したり設定にアクセスしたりします。

[シミュレーション ステップの設定] ボタン をクリックして [シミュレーション ステップ オプション] ダイアログ ボックスを開きます。

このダイアログ ボックスを使用して、シミュレーションのステップを戻す機能を有効にします。ステップを戻す機能を有効にしてシミュレーションを開始すると、[ステップを戻す] ボタン を使用してステップを戻すことができます。

[ステップバック機能を有効にする] チェック ボックスをオフにすると、保存されているスナップショットのキャッシュがクリアされます。

シミュレーション ステッパーの一時停止ステータス

Simulink エディターの下部のステータス バーには、最後に完了したシミュレーション ステップのシミュレーション時間が表示されます。シミュレーションの実行中、エディターによってシミュレーションの進捗状況を示す時間表示が更新されます。ステータス バーは各メジャー タイム ステップでのみ更新され、シミュレーション タイム ステップごとには更新されないため、この表示はおおよその目安です。シミュレーションを一時停止すると、ステータス バーの表示時間が最後に完了したステップの実際の時間に追いつきます。

ステータス バーに表示される値 (最後に完了したステップの時間) は、ソルバーの時間に常に一致するとは限りません。ソルバーによって、シミュレーション ループの 1 回の反復中にシミュレーション時間を伝播する方法が異なるため、このような事象が発生します。シミュレーション ステッパーはシミュレーション ループ内の単一の位置で一時停止します。あるソルバーはシミュレーション ステッパーが一時停止する前に時間の先送りを実行します。しかし、別のソルバーはシミュレーション ステッパーが一時停止した後に時間の先送りを実行するため、時間の先送りは次のステップの一部になります。その結果、連続型および離散型のソルバーのソルバー時間が最後のモデル出力の時間よりも常に 1 メジャーステップだけ進んだ時間になります。

この状態が発生してシミュレーションが一時停止すると、ステータスバーの時間にアスタリスク (*) が表示されます。アスタリスク (*) は、このシミュレーションのソルバーが表示時間 (最後に完了したステップの時間) を超過していことを示します。

パラメーターの調整

シミュレーション ステッパーの使用中に、シミュレーションが一時停止したときに、一部のソルバー設定を含む調整可能なパラメーターを変更することができます。ただし、ソルバーのステップ サイズの変更が有効になるのは、ソルバーがシミュレーション時間を進めたときです。一部のソルバーでは、次のシミュレーション ステップの実行時に変更が有効になります。

シミュレーション ステッパーでは、移動のサイズ ([戻る/進むステップ数]) およびステップの保存の頻度 ([保存するバック ステップ間の間隔]) が考慮されます。ステップ サイズより大きい頻度を指定すると、まずシミュレーション ステッパーは最後に保存されたステップにまで戻り、その後ステップ カウント差の合計がその目的の移動のサイズに等しくなるまで順方向のシミュレーションを実行します。シミュレーション ステッパーは、順方向のシミュレーションを実行する際に、調整可能なパラメーターの値を適用します。このため、ステップを戻す機能を開始する前に調整可能パラメーターを変更すると、シミュレーション出力の結果が、パラメーター変更前のそのステップにおける以前のシミュレーション出力と一致しない可能性があります。これにより、スナップショットから選択したタイム ステップまでステップを前へ進める際に、予期しない結果が発生する可能性があります。

たとえば、スナップショットの保存頻度が 3、ステップ サイズが 1 であると仮定します。ステッパーは、まず最後に保存されたステップ (最大 3 ステップ前) までステップを戻し、ステップ カウントの差の合計が 1 になるまでシミュレーションを進めます。ステップを戻す機能を開始する前に調整可能パラメーターを変更すると、シミュレーション出力の結果がそのステップにおける前のシミュレーション出力と一致しない可能性があります。

参照モデル

シミュレーション ステッパーと Model ブロックを使用する場合、シミュレーション全体を通して参照モデルは最上位モデルのステップ オプションを共有します。その結果、シミュレーション中に参照モデルのシミュレーション ステッパー設定を変更すると、最上位モデルのシミュレーション ステッパー設定が変更されます。シミュレーションの終了時に、参照モデルの設定は元の値に戻ります。最上位モデルのステッパー設定は変更された設定のままです。

  • モデルのシミュレーションが行われていないときに、最上位モデルと参照モデルはそれぞれの独立したステップ オプションを保持しています。

  • モデルのシミュレーションが行われているときに、参照モデルのステップ オプションを変更すると、最上位モデルのステップ オプションは同じ値に変更されます。

  • モデルのシミュレーションが行われているときに、最上位モデルのステップ オプションを変更すると、参照モデルのステップ オプションは同じ値に変更されます。

  • モデルのシミュレーションが停止したときに、参照モデルのステップ オプションはシミュレーション開始前の設定に戻り、最上位モデルのステップ オプションはシミュレーションの実行中に設定された値を保持します。

シミュレーション ステッパーとログ間隔

ロールバックする前に、シミュレーションのログ間隔を変更する場合、Simulink はロールバック操作後の最初のフォワード ステップまで、元のログ間隔外のタイム ステップのデータを記録しません。詳細については、ログ間隔を参照してください。

シミュレーション ステッパーおよび Stateflow デバッガー

Stateflow® チャート (たとえば、シミュレーションが Stateflow ブレークポイントで停止する場合) をデバッグすると、シミュレーション ステッパーに Stateflow デバッグ セッションを制御するためのボタンが追加されます。Stateflow デバッグ セッションが終了すると、シミュレーション ステッパーのインターフェイスは既定の状態に戻ります。Simulink ツールストリップを使用した Stateflow デバッガーの制御の詳細については、ブレークポイント後のチャート実行の制御 (Stateflow)を参照してください。

関連する例

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