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Simulink.Parameter プロパティ ダイアログ ボックス

Simulink.Parameter オブジェクトを作成し、モデル内の 1 つ以上のブロック パラメーターの値を設定します (Gain ブロックの [ゲイン] パラメーターなど)。例とプログラミングの情報については、Simulink.Parameterを参照してください。

オブジェクトに保存される実世界での理想的な値。オブジェクトを参照するブロック パラメーターは、指定された値を使用します。

MATLAB® 構文を使用して値を指定することもできます。

例の式説明
15.23

スカラー値を指定します

[3 4; 9 8]

行列を指定します

3+2i

複素数値を指定します

struct('A',20,'B',5)

2 つのフィールド A および B に倍精度値 20 および 5 を備えた構造体を指定します。

ブロック パラメーターを構造体に整理するか (関連するブロック パラメーター定義を構造体に整理を参照)、バス内の信号要素を初期化します (バス信号の初期条件の指定を参照)。

=myVar + myOtherVarmyVar + myOtherVar を指定します。myVarmyOtherVar は、MATLAB の他の変数またはパラメーター オブジェクトです。Simulink® Coder™ は、この数学的関係をオブジェクトと変数の間で維持します。

Simulink.Parameter オブジェクトを使用して特定の数値データ型の値を保存するには、[値] プロパティを使用して理想値を指定し、[データ型] プロパティを使用して型を制御します。

single(32.5) のような型をもつ表現を使用して [値] を設定した場合、[データ型] プロパティは新しい型を反映するように変更されます。ベスト プラクティスは、入力しない式を使用して、特に固定小数点データ型の場合、量子化の繰り返しやデータ型の飽和よる数値誤差の累積を避けることです。

3 次元以上の配列を指定する場合、[値] プロパティは、関数 reshape への呼び出しを含む式として配列を表示します。配列の値を編集するには、reshape 呼び出しの最初の引数を変更します。この引数には配列のすべての値がシリアル化されたベクトルとして含まれています。次元に沿って要素を追加または削除する場合、変更された次元の長さを表す引数も修正しなければなりません。

Simulink.Parameter オブジェクトに保存する大きなベクトル、2 次元行列または構造体をより簡単に編集するには、変数エディターの使用を検討します。ワークスペース変数の管理と編集を参照してください。

データ型

Value プロパティのパラメーター値のデータ型。'auto' または文字ベクトルとして指定します。モデルのシミュレーションまたはコードの生成を行うときに、Simulink は指定されたデータ型に値をキャストします。

[auto] (既定の設定) を選択する場合、パラメーター オブジェクトはオブジェクトを使用するブロック パラメーターと同じデータ型を使用します。データ型の継承による保守労力の軽減を参照してください。

double の数値以外に [値] プロパティを設定する場合、オブジェクトは一般的に [値] プロパティの値に基づいて [データ型] プロパティを設定します。たとえば、[値] プロパティを int8(5) に設定すると、オブジェクトは [データ型] プロパティの値を int8 に設定します。

データ型はドロップダウン リストから選択することも、テキストを使用してデータ型の名前を指定することもできます。

組み込みデータ型を明示的に指定するには (Simulink でサポートされているデータ型を参照)、次のいずれかのオプションを使用します。

  • double

  • single

  • half

  • int8

  • uint8

  • int16

  • uint16

  • int32

  • uint32

  • boolean

固定小数点データ型を指定するには、関数 fixdt を使用します。たとえば、fixdt(1,16,5) を指定します。

Simulink.AliasType オブジェクトまたは Simulink.NumericType オブジェクトを使用してモデル内でカスタム データ型を作成および共有するには、オブジェクトの名前を指定します。

列挙データ型を指定するには、Enum: が前に付いた型名を使用します。たとえば、Enum: myEnumType を指定します。

構造体または構造体の配列をオブジェクトの [値] プロパティに保存すると、オブジェクトは [データ型] プロパティを [構造体] に設定します。Simulink.Bus オブジェクトをデータ型として指定するには、Bus: が前に付いたバス オブジェクトの名前を使用します。たとえば、Bus: myBusObject を指定します。

[データ型アシスタントを表示] ボタン をクリックして、[データ型] パラメーターの設定に役立つ [データ型アシスタント] を表示します。詳細については、データ型アシスタントを利用したデータ型の指定を参照してください。

次元

パラメーター値の次元。

オブジェクトの [値] プロパティを設定すると、オブジェクトは [次元] プロパティの値を double の行ベクトルに設定します。ベクトルは、関数 size によって返されるベクトルと同じです。

シンボリック次元を使用するには、Implement Dimension Variants for Array Sizes in Generated Code (Embedded Coder)を参照してください。

実数/複素数

パラメーターの数値の実数/複素数。Simulink によって、[値] プロパティで指定するパラメーター値の実数/複素数が決まります。このプロパティは読み取り専用です。

最小値

このパラメーターがもつことができる最小値。既定値は空です。これは、パラメーター値に最小値がないことを意味しています。実数の double のスカラー値を指定します。

[値] プロパティに複素数を保存した場合、[最小値] プロパティは実数部と虚数部に別々に適用されます。

[値] プロパティに構造体を保存した場合、オブジェクトは [最小値] プロパティを無視します。代わりに、Simulink.Bus オブジェクトをパラメーター オブジェクトのデータ型として使用し、バス オブジェクトの要素を使用して各フィールドの最小値を指定します。パラメーター オブジェクトの作成によるフィールドのデータ型と特性の制御を参照してください。

[値] が最小値よりも小さいか、最小値がオブジェクトのデータ型の範囲外である場合、Simulink は警告を生成します。ブロック線図を更新したり、シミュレーションを開始したりすると、Simulink でエラーが生成されます。

Simulink がこのプロパティを使用する方法の詳細については、ブロック パラメーターの最小値と最大値の指定を参照してください。

最大値

このパラメーターがもつことができる最大値。既定値は空です。これは、パラメーター値に最大値がないことを意味しています。実数の double のスカラー値を指定します。

[値] プロパティに複素数を保存した場合、[最大値] プロパティは実数部と虚数部に別々に適用されます。

[値] プロパティに構造体を保存した場合、オブジェクトは [最大値] プロパティを無視します。代わりに、Simulink.Bus オブジェクトをパラメーター オブジェクトのデータ型として使用し、バス オブジェクトの要素を使用して各フィールドの最大値を指定します。パラメーター オブジェクトの作成によるフィールドのデータ型と特性の制御を参照してください。

[値] が最大値よりも大きいかあるいは最大値がオブジェクトのデータ型の範囲外である場合、Simulink は警告を生成します。ブロック線図を更新したり、シミュレーションを開始したりすると、Simulink でエラーが生成されます。

Simulink がこのプロパティを使用する方法の詳細については、ブロック パラメーターの最小値と最大値の指定を参照してください。

Stored Integer Minimum

固定小数点データ型のパラメーター オブジェクトについて、パラメーターが取ることができる最小値。整数格納値として指定されます。この値は、実際値の [最小値] から導出されます。このプロパティは、プロパティ ダイアログ ボックスでのみ使用できます。

Stored Integer Maximum

固定小数点データ型のパラメーター オブジェクトについて、パラメーターが取ることができる最大値。整数格納値として指定されます。この値は、実際値の [最大値] から導出されます。このプロパティは、プロパティ ダイアログ ボックスでのみ使用できます。

単位

この値を表現する物理単位 (たとえばインチ)。単位を指定するには、テキスト ボックスに入力します。入力中、パラメーターには一致する可能性のある単位文字列が表示されます。詳細については、Simulink モデルでの単位の指定を参照してください。

ストレージ クラス

このパラメーター オブジェクトのストレージ クラス。Simulink のコード生成ツールボックスはこのプロパティを使用して、生成されたコードにこのパラメーター オブジェクトのメモリを割り当てます。

詳細については、C Code Generation Configuration for Model Interface Elements (Simulink Coder)およびChoose Storage Class for Controlling Data Representation in Generated Code (Embedded Coder)を参照してください。

識別子

生成されたコードにおけるこのパラメーターの代替名。

配置

コード生成のデータ整列境界。バイト数で指定します。このパラメーターに割り当てられるデータの開始メモリ アドレスは [配置] 設定の倍数です。既定値は -1 です。これは使用に基づいてコード ジェネレーターが最適な配置を決定することを指定します。それ以外の場合は 128 を超えない 2 のべき乗である正の整数を指定します。詳細については、Data Alignment for Code Replacement (Embedded Coder)を参照してください。

引数

パラメーター オブジェクトをモデル引数として設定する指定 (再利用可能な参照モデルのインスタンスのパラメーター化を参照)。このプロパティは、パラメーター オブジェクトがモデル ワークスペースにある場合のみ表示されます。

説明

このパラメーター オブジェクトのカスタムの説明。このプロパティを使用して、アルゴリズムにおけるパラメーター オブジェクトの有意性をドキュメント化します。

Embedded Coder® ライセンスをお持ちの場合、生成されたコード内にこの説明をコメントとして表示するように構成できます。Simulink data object descriptions (Embedded Coder)を参照してください。

参考