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モデルの改良

信号へのブロックの追加、モデルからのブロックの削除、ブロックのコメントアウトとコメントスルー、および接続の再描画を行うことができます。モデルの両方の分岐の入力にバイアスを追加し、その結果を Scope ブロックではなく MATLAB® ワークスペースにエクスポートするとします。また、他のブロックや別の出力をサブシステムに追加するとします。

  1. モデルに Bias ブロックを追加し、[バイアス] パラメーターを 2 に設定します。

  2. Sine Wave ブロックと分岐の間の信号線上にこのブロックをドラッグします。ブロックを追加するスペースがない場合は、Sine Wave ブロックを左にドラッグするか、分岐の終端を右にドラッグして移動します。

    信号線にブロックをドラッグすると、ブロックの両端が信号線に接続されます。位置が決まったらブロックを放します。

    Highlighted Bias block with a bias of two that has been dragged onto a signal line

  3. 最上位の Scope ブロックを削除します。モデルから切り離しても削除しない場合は、Shift キーを押しながらブロックをドラッグします。Ctrl+X キーまたは Delete キーを使用して切り取るか削除します。切断された接続が赤色の点線で示されます。

    ヒント

    入力と出力が 1 つずつあるブロックを削除すると、青色の線が表示され、切断された線の間の接続を示します。青色の線をクリックすると信号が接続されます。

  4. 切断された接続の終端に To Workspace ブロックを追加します。To Workspace ブロックは、結果を MATLAB ワークスペースの変数に出力します。

  5. モデルに Sine Wave ブロックを追加し、振幅を 5 に設定します。これをサブシステムの左に配置します。

  6. 別の入力をサブシステムに追加します。新しい Sine Wave ブロックからサブシステムの左側までラインをドラッグします。サブシステムに新しい端子が表示されます。

    Sine Wave block with a signal line being dragged towards a subsystem, and a new port appearing on the subsystem near the endpoint of the line

    または、ブロックの端をクリックしてから、作成する端子のタイプを選択します。

    Selected subsystem block with the action bar visible, and the Create in signal port tooltip for the leftmost button visible

    特定のブロックでは、この操作によって、入力端子または出力端子が追加されます。たとえばサブシステムにラインを接続すると、サブシステムに端子が現れます。端子が追加されるその他のブロックには、Bus Creator ブロック、Scope ブロック、Add ブロック、Product ブロックなどがあります。

  7. サブシステムに出力を追加します。モデルに別の To Workspace ブロックを追加し、サブシステムの右に配置します。その入力端子からサブシステムの右側までラインをドラッグします。サブシステムに新しい端子が表示されます。

    A signal line being dragged from a To Workspace block to the subsystem, with an output port appearing on the subsystem near the start of the line

  8. サブシステムを開いて、Out2 ブロックの名前を Workspace に変更します。Manual Switch ブロックをサブシステムに追加します。サイズを変更し、次に示すように接続します。Gain ブロックの後で信号を分岐させ、その出力を To Workspace ブロックに向かわせます。

    Contents of subsystem: input ports 1 and 2 connect to a Manual Switch block that connects to an Abs block that connects to a gain block with a value of three that connects to output ports 1 and 2, where output port 2 is named Workspace

    その後、モデルの最上位レベルに戻ります。現在のモデルは次の図のようになります。

    Top level of model

  9. モデルをシミュレートします。

    • out 変数が MATLAB ワークスペースに表示されます。変数をダブルクリックして結果を調べます。

    • サブシステムへの入力として 2 番目の正弦波を使用する場合は、サブシステムを開いてスイッチをダブルクリックします。入力が In2 ブロックに変わります。再びシミュレーションを行います。

    ヒント

    Bias ブロックの影響を受けずにモデルのシミュレーションを実行するには、Bias ブロックを右クリックして [コメント スルー] を選択します。ブロックはモデルには残りますが、演算には影響しなくなります。Bias ブロックを右クリックして [コメント解除] を選択すると、ブロックが有効になります。[コメント アウト] コマンドを選択すると、ブロックの出力信号がコメント アウトされ、信号データが通過しなくなります。

ブロックのコメントアウトとコメントスルー

Simulink®[コメント アウト] コマンドと [コメント スルー] コマンドを使用すると、ブロックをモデルから物理的に削除することなくシミュレーションから除外することができます。

  • コメント アウト: 選択されたブロックをシミュレーションから除外します。信号は終了し、接地します。ブロックをコメント アウトすると、ブロックの出力端子の信号名は無視されます。シミュレーション中にこうした信号を含めるには、信号名をブロックの入力端子に追加します。

  • コメント スルー: 選択されたブロックをシミュレーションから除外します。信号は通過します。コメントスルーするには、ブロックの入力端子と出力端子の数が同じでなければならず、制御端子や接続端子が含まれていてはなりません。

コメントアウトまたはコメントスルーするには、ブロックを右クリックし、モデル化要件に基づいて [コメント アウト] または [コメント スルー] を選択します。あるいは、ブロックを選択して、Ctrl + Shift + X を押してコメントアウトするか、Ctrl + Shift + Y を押してコメントスルーできます。

次の Simulink ブロックでは、[コメント アウト] コマンドと [コメント スルー] コマンドはサポートされません。

  • Inport

  • Outport

  • Connection ports

  • Argument Inport

  • Argument Outport

  • Data Store Memory

  • Goto Tag Visibility

Signal Generator ブロックでは、[コメント スルー] コマンドはサポートされません。

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