setVariable
SimulationInput
オブジェクトに変数の値を設定
構文
説明
simIn = setVariable(
は、simIn
,varName
,varValue
)Simulink.SimulationInput
オブジェクト simIn
に対して変数 varName
とその値 varValue
を設定します。Simulink.SimulationInput
オブジェクトは複数の変数で構成できます。関数 setVariable
を使用するときは、変数を一度に 1 つずつ指定します。
simIn = setVariable(
は、変数 simIn
,varName
,varValue
,'Workspace',wkspace
)varName
に値 varValue
を代入します。SimulationInput
オブジェクトで定義される変数は、既定では "グローバル ワークスペース" スコープに配置されます。グローバル ワークスペースという用語は、Simulink.SimulationInput
オブジェクトとその関数に固有のものです。同じ名前の変数がベース ワークスペースまたはデータ ディクショナリに存在する場合、グローバル ワークスペース スコープの変数が優先されます。モデル ワークスペースの変数はグローバル ワークスペース スコープよりも優先されます。モデル ワークスペースの変数の値を変更するには、SimulationInput
オブジェクトに変数を追加するときにモデル名を指定してスコープを設定します。
Simulink.SimulationInput
オブジェクトから変数の値を取得するには getVariable(simIn,varName)
、変数を削除するには removeVariable(simIn,varName)
を使用できます。
非スカラー変数、構造体変数、およびパラメーター オブジェクトの使用の詳細については、非スカラー、構造体およびパラメーター オブジェクトのスイープを参照してください。
例
入力引数
出力引数
バージョン履歴
R2017a で導入