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Simulink.data.dictionary.Entry クラス

パッケージ: Simulink.data.dictionary
スーパークラス:

データ ディクショナリ エントリを設定

説明

Simulink.data.dictionary.Entry クラスのオブジェクトはデータ ディクショナリの 1 つのエントリを表します。このオブジェクトを使用して、エントリへの値の代入やエントリの名前の変更などの操作を実行できます。

新しい Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクトを作成する前に、ターゲットのエントリが含まれるデータ ディクショナリ セクションを表す Simulink.data.dictionary.Section オブジェクトを作成しなければなりません。ただし、作成後の Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクトは、Simulink.data.dictionary.Section オブジェクトから独立した存在になります。Simulink.data.dictionary.Section オブジェクトの作成には関数 getSection を使用します。

構築

Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクトは関数 addEntrygetEntryfind で作成されます。

プロパティ

すべて展開する

エントリを含むデータ ディクショナリのファイル名。文字ベクトルとして指定します。このプロパティに対する変更は、対応するデータ ディクショナリ エントリに反映されます。

例: 'myDictionary.sldd'

データ型: char

エントリの最終変更日時。協定世界時 (UTC) の形式の文字ベクトルとして返されます。このプロパティは読み取り専用です。

エントリを最後に変更したユーザーの名前。文字ベクトルとして返されます。このプロパティは読み取り専用です。

エントリの名前。文字ベクトルとして指定します。このプロパティに対する変更は、対応するデータ ディクショナリ エントリに反映されます。

データ型: char

エントリの状態。'New''Modified''Unchanged''Deleted' のいずれかの値として返されます。これはデータ ディクショナリが最後に保存されたときの状態を示します。状態が 'Deleted' の場合は、対応するエントリがデータ ディクショナリから削除されています。このプロパティは読み取り専用です。

メソッド

deleteEntryデータ ディクショナリ エントリを削除
discardChangesデータ ディクショナリ エントリに対する変更を破棄
find データ ディクショナリ エントリの配列を検索
getValueデータ ディクショナリ エントリの値を返す
setValueデータ ディクショナリ エントリの値を設定
showChangesデータ ディクショナリ エントリに対する変更を表示

コピーのセマンティクス

ハンドル。ハンドル クラスがコピー操作にどのように影響するかについては、オブジェクトのコピー (MATLAB)を参照してください。

すべて折りたたむ

データ ディクショナリ myDictionary_ex_API.sldd の [Design Data] セクションを dDataSectObj という名前の Simulink.data.dictionary.Section オブジェクトで表します。

myDictionaryObj = Simulink.data.dictionary.open('myDictionary_ex_API.sldd');
dDataSectObj = getSection(myDictionaryObj,'Design Data');

値が 27myEntry というエントリを myDictionary_ex_API.sldd の [Design Data] セクションに追加します。返される Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクトを変数 e に代入します。

e = addEntry(dDataSectObj,'myEntry',27)
e = 

  Entry with properties:

              Name: 'myEntry'
             Value: 27
        DataSource: 'myDictionary_ex_API.sldd'
      LastModified: '2014-Aug-26 18:42:08.439709'
    LastModifiedBy: 'jsmith'
            Status: 'New'

myEntry の値を 27 から文字ベクトル 'My New Value' に変更します。

setValue(e,'My New Value')
e
e = 

  Entry with properties:

              Name: 'myEntry'
             Value: 'My New Value'
        DataSource: 'myDictionary_ex_API.sldd'
      LastModified: '2014-Aug-26 18:45:58.336598'
    LastModifiedBy: 'jsmith'
            Status: 'New'

データ ディクショナリ エントリ fuelFlowfuelFlowObj という名前の Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクトで表します。fuelFlow はデータ ディクショナリ myDictionary_ex_API.sldd で定義されています。

myDictionaryObj = Simulink.data.dictionary.open('myDictionary_ex_API.sldd');
dDataSectObj = getSection(myDictionaryObj,'Design Data');
fuelFlowObj = getEntry(dDataSectObj,'fuelFlow');

エントリ fuelFlow の値を返し、その値を変数 fuelFlowValue に代入します。

fuelFlowValue = getValue(fuelFlowObj)
fuelFlowValue =

   237

データ ディクショナリ myDictionary_ex_API.sldd の [Design Data] セクションを dDataSectObj という名前の Simulink.data.dictionary.Section オブジェクトで表します。myDictionary_ex_API.sldd はデータ ディクショナリ myRefDictionary_ex_API.sldd を参照しています。

myDictionaryObj = Simulink.data.dictionary.open('myDictionary_ex_API.sldd');
dDataSectObj = getSection(myDictionaryObj,'Design Data');

myDictionary_ex_API.sldd にあるエントリ fuelFlow を表す Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクトを作成します。そのオブジェクトを変数 e に代入します。

e = getEntry(dDataSectObj,'fuelFlow')
e = 

  Entry with properties:

              Name: 'fuelFlow'
             Value: 237
        DataSource: 'myDictionary_ex_API.sldd'
      LastModified: '2014-Sep-05 13:12:06.099278'
    LastModifiedBy: 'jsmith'
            Status: 'Unchanged'

eDataSource プロパティを変更して、エントリ fuelFlow を参照データ ディクショナリ myRefDictionary_ex_API.sldd に移動します。

e.DataSource = 'myRefDictionary_ex_API.sldd'
e = 

  Entry with properties:

              Name: 'fuelFlow'
             Value: 237
        DataSource: 'myRefDictionary_ex_API.sldd'
      LastModified: '2014-Sep-05 13:12:06.099278'
    LastModifiedBy: 'jsmith'
            Status: 'Modified'

myDictionary_ex_API.slddmyRefDictionary_ex_API.sldd を参照しているため、両方のディクショナリが同じディクショナリ階層に属しており、それらの間でエントリ fuelFlow を移動することができます。

R2015a で導入