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For Each Subsystem を使用した近傍処理

この例では、近傍の部分行列がオーバーラップする場合に、For Each Subsystem ブロックを使用して部分行列データを処理する方法について説明します。このデータ処理方法を示すために、この例では For Each Subsystem ブロックを使用した線形フィルターによりイメージ エッジ検出を実装します。各 For Each Subsystem ブロックには分割と連結を設定する必要がある For Each ブロックがあります。

モデル例 slexForEachOverlapExample を開きます。このモデルは 3 行 3 列のカーネルを使用して、指定の 2 次元イメージ用のエッジ検出アプリケーションを実装します。入力信号は 2 次元であるため、この例では入れ子にされた各 Subsystem を使用します。

  • 外側の各 Subsystem が、信号を最初の次元に沿って分割します。外側の For Each ブロックが、入力信号を次元 1 で分割するように設定されます。ブロックは、分割幅を 3、分割オフセットを -2 に指定します (分割オフセットが -2 の場合、各スライスが近接するスライスと 2 要素分重複していることを示します)。

  • 内側の For Each Subsystem は信号を 2 次元で分割します。内側のブロックが信号を次元 2 で分割および連結するように設定されている場合を除き、内側の For Each ブロックの設定は外側の For Each ブロックと同じです。

分割順序は任意です。結果の正確性を確保するために、出力の連結順序は分割順序に従います。

簡単にするために、この例ではデータ パディングは扱いません。結果として、出力イメージのサイズは入力イメージのサイズよりわずかに小さくなります。

元のイメージと処理されたイメージの比較結果を以下に示します。

図 1: 元のイメージと処理されたイメージ