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Level-2 MATLAB S-Function

モデルで Level-2 MATLAB S-Function を使用

  • Level-2 MATLAB S-Function block

ライブラリ:
Simulink / User-Defined Functions

説明

このブロックは、モデルで Level-2 MATLAB® S-Function (Write Level-2 MATLAB S-Functionsを参照) を使用するためのものです。これを行うためには、モデルにこのブロックのインスタンスを作成します。その後、ブロックのパラメーター ダイアログ ボックスの [S-Function 名] フィールドに Level-2 MATLAB S-Function の名前を入力します。

メモ

S-Function ブロックを使用して、ブロックに Level-1 MATLAB S-Function をインクルードします。

Level-2 MATLAB S-Function が任意の追加のパラメーターを定義する場合、ブロックのパラメーター ダイアログ ボックスの [パラメーター] フィールドに入力することができます。MATLAB S-Function により定義される順で、それらの値を評価する MATLAB 表現としてパラメーターを入力します。コンマを使用して、各表現を区切ります。

モデルが Level-2 MATLAB S-Function ブロックを含み、S-Function でエラーが起こる場合、Level-2 MATLAB S-Function ブロックは、ダイアログ ボックスのエラーについての MATLAB スタック トレースの情報を表示します。[OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます。

端子

入力

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Level-2 MATLAB S-Function ブロックは、[ブロックの特性] テーブルにリストされた型の入力を受け入れます。詳細については、Simulink でサポートされているデータ型を参照してください。コールバック関数 setup を使用して入力端子を構成できます。関数 setup を使用して、入力端子の数、入力信号の次元、各端子のサンプル時間、および端子が直達かどうかを指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | fixed point

出力

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S-Function が返す Level-2 MATLAB S-Function ブロックの信号出力。コールバック関数 setup を使用して入力端子を構成できます。関数 setup を使用して、入力端子の数、入力信号の次元、および各端子のサンプル時間を指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | Boolean | fixed point | enumerated | bus

パラメーター

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このブロックの動作を定義する MATLAB 関数の名前を指定します。MATLAB 関数は、MATLAB S-Function の記述のための Level-2 規格に従う必要があります (詳細については、Write Level-2 MATLAB S-Functionsを参照)。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: FunctionName
型: 文字ベクトル
値: 'matlabfile' | S-Function 名
既定の設定: 'matlabfile'

このブロックのパラメーターの値を指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: Parameters
型: 文字ベクトル
値: ブロック パラメーターの値
既定の設定: ' '

ブロックの特性

データ型

Booleana | doublea | fixed pointa | integera | singlea

直達

はい

多次元信号

はい

可変サイズの信号

はい

ゼロクロッシング検出

いいえ

a レベル 1 MATLAB S-Function は、double のデータ型のみをサポートします。レベル 2 MATLAB S-Function は、Simulink でサポートされるすべてのデータ型をサポートします。

拡張機能

バージョン履歴

R2010b で導入