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再利用されないカスタム ストレージ クラスを検出

説明

モデルに Reusable カスタム ストレージ クラスが含まれており、コード ジェネレーターがその同じ Reusable カスタム ストレージ クラスの他の用途と一緒に再利用できない場合に行う診断アクションを選択します。パラメーター設定の既定の動作は Reusable カスタム ストレージ クラスと参照モデルの存在によって変化します。コード ジェネレーターが再利用を有効にするためにブロックの実行順序を変更できない場合、または一部のブロックの条件付き実行が再利用と互換性がない場合、コード ジェネレーターは再利用の指定を実装しない場合があります。生成されたコードには追加のグローバル変数が含まれる可能性があります。

たとえば、このモデルでは、Gain2 の前に Gain が実行されるため、コード ジェネレーターは変数 Y を再利用して In2Gain、および Gain2 の出力を保持することはできません。生成されたコードには Gain の出力を保持するための余分な変数が含まれます。ブロックの右上にある赤色の数字は実行順序を示しています。

設定

既定の設定: 警告

なし

Simulink® ソフトウェアはいかなるアクションも実行しません。

警告

Simulink ソフトウェアが警告を表示します。

エラー

Simulink ソフトウェアはシミュレーションを終了し、エラー メッセージを表示します。

Reusable カスタム ストレージ クラスと参照モデルが存在する場合、パラメーター設定は次のようになります。

なし

Simulink ソフトウェアはパラメーターを [エラー] に設定するよう促すメッセージを生成します。

警告

Simulink ソフトウェアはパラメーターを [エラー] に設定するよう促すメッセージを生成します。

エラー

Reusable カスタム ストレージ クラスを結合できる場合、Simulink ソフトウェアでコードが生成されます。そうでない場合、エラーが生成されます。

ヒント

Reusable カスタム ストレージ クラスの指定がコード ジェネレーターによって守られないため、生成されたコードに追加のグローバル変数を含めることを希望しない場合は、このパラメーターを [エラー] に設定します。エラー メッセージの信号線から Reusable カスタム ストレージ クラスを削除します。

コマンド ライン情報

パラメーター: RCSCRenamedMsg
値: 'none' | 'warning' | 'error'
既定の設定: 'none'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性影響なし
安全対策影響なし

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