可変サイズの信号のサイズを伝播
説明
可変サイズの信号の参照モデルへの伝播方法を選択します。
カテゴリ: モデル参照
設定
既定の設定: モデル内のブロックから推測
モデル内のブロックから推測
参照モデルを検索し、ブロックを以下のカテゴリにグループ化します。
カテゴリ 説明 このカテゴリのブロックの例 1 出力信号サイズは入力信号の値に依存します。 Switch ブロック
[可変サイズの信号のサイズを伝播] を
[実行中]
に設定する Enable ブロックをもつ Enabled Subsystem ブロック
2 入力信号サイズが変化すると状態をリセットする必要があります。 Unit Delay ブロック
[可変サイズの信号のサイズを伝播] を
[イネーブルのときのみ]
に設定する Enable ブロックをもつ Enabled Subsystem ブロック
3 出力信号サイズは入力信号のサイズにのみ依存します。 Gain ブロック Enable サブシステム、Function-Call サブシステム、および Action サブシステムは、可変サイズの信号のサイズを伝播するときを指定できるので、検索は、これらのサブシステムの境界で停止します。
Simulink® では、参照モデルの可変サイズの信号の伝播は以下のように設定されます。
参照モデルの内容 可変サイズの信号の参照モデル伝播 カテゴリ 1 の 1 つ以上のブロック、およびカテゴリ 3 のその他のすべてのブロック [実行中]
がサポートされます。カテゴリ 2 の 1 つ以上のブロック、およびカテゴリ 3 のその他のすべてのブロック [イネーブルのときのみ]
がサポートされます。カテゴリ 1 とカテゴリ 2 のブロック エラーとなります。 少なくとも 1 つの条件付きで実行された、Enable、Function-Call、または Action 以外のサブシステムを含むカテゴリ 3 のすべてのブロック エラーとなります。この場合、Simulink は可変サイズの信号のサイズを伝播するタイミングを決定できません。 条件付きで実行された、Enable、Function-Call、または Action のサブシステムだけを含むカテゴリ 3 のすべてのブロック [イネーブルのときのみ]
と[実行中]
の両方がサポートされます。イネーブルのときのみ
イネーブルのときのみ参照モデルに可変サイズの信号のサイズを伝播します (Enable メソッド)。
実行中
実行中に参照モデルに可変サイズの信号のサイズを伝播します (Outputs メソッド)。
コマンド ライン情報
パラメーター: PropagateVarSize |
値: 'Infer from blocks in model' | 'Only when enabling'| 'During execution' |
既定の設定: 'Infer from blocks in model' |
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | 影響なし |
安全対策 | 推奨なし |