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最小ステップ サイズ

説明

ソルバーが受け入れることのできる最小のタイム ステップを指定します。

カテゴリ: ソルバー

設定

既定の設定: auto

  • 既定値 (auto) により、無限数の警告と最小ステップ サイズがマシン精度の次数に設定されます。

  • ゼロより大きい実数と 2 要素ベクトルのいずれかを指定できます。後者の場合、最初の要素は最小ステップ サイズ、2 番目の要素はエラーが発行される前の最小ステップ サイズ警告の最大数になります。

ヒント

  • ソルバーが許容誤差に達するために最小値より小さいステップを使用する場合は、現在の有効な相対許容誤差を示す警告が発行されます。

  • 2 番目の要素をゼロに設定すると、次回ソルバーがこの最小値より小さいステップを使用しなければならなくなったときにエラーが発生します。これは、[診断] ペインで [最小ステップ サイズ違反] 診断を error に変更することに相当します (最小ステップ サイズ違反を参照)。

  • 2 番目の要素を -1 に設定すると、警告の数が無限になります。これは、入力がスカラー値の場合の既定の設定でもあります。

  • 最小ステップ サイズは可変ステップ ODE ソルバーのステップ サイズを決定します。サイズはモデルの最小の離散サンプル時間で制限されます。

依存関係

このパラメーターは、ソルバーの [タイプ][可変ステップ] に設定されている場合にのみ有効になります。

プログラムでの使用

パラメーター: MinStep
型: 文字ベクトル
値: 任意の有効な値
既定の設定: 'auto'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性影響なし
安全対策影響なし

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