このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。
MATLAB 関数の動的メモリ割り当て
説明
動的メモリ割り当てしきい値以上のサイズをもつ可変サイズ配列に対して、動的メモリ割り当て (malloc) を使用します。このパラメーターは、MATLAB Function ブロック、Stateflow® チャート、または MATLAB System ブロックに関連付けられた System object™ の MATLAB® コードに適用されます。このパラメーターは、シミュレーション時とコード生成時にモデルに適用されます。このパラメーターは、以下には適用されません。
入力信号または出力信号
パラメーター
グローバル変数
MATLAB System ブロックに関連付けられた System object の離散状態プロパティ
カテゴリ: [シミュレーション ターゲット]、[詳細設定パラメーター]
設定
既定の設定: オン (GRT ベースのターゲットの場合) | オフ (ERT ベースのターゲットの場合)
- オン
動的メモリ割り当てを有効にします。
- オフ
動的メモリ割り当てを無効にします。
依存関係
[MATLAB 関数での動的メモリ割り当てしきい値] パラメーターを有効にします。
ヒント
動的メモリ割り当てを使用するコードは、静的なメモリ割り当てを使用するコードに比べて効率が下がる場合があります。モデルに動的メモリ割り当てが必要でない限り、このチェック ボックスはオフにすることを検討してください。
メモリ割り当て要求を満たす十分なメモリがない場合、動的メモリ割り当ては失敗する可能性があります。コード ジェネレーターでは、メモリ割り当て要件はチェックされません。セーフティクリティカルなシステムの場合、このパラメーターの推奨設定は
Off
です。
コマンド ライン情報
パラメーター: MATLABDynamicMemAlloc |
値: 'on' | 'off' |
既定の設定: 'on' |
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | オフ |
安全対策 | オフ |