このページの翻訳は最新ではありません。ここをクリックして、英語の最新版を参照してください。
アンダーフローの検出
シミュレーション中に固定小数点の定数のアンダーフローが起きたときに行う診断アクションを指定します。
説明
32 ビット整数値が浮動小数点値に変換されたことが Simulink® ソフトウェアで検出されたときに行う診断アクションを選択します。
カテゴリ: 診断
設定
既定の設定: なし
なし
Simulink ソフトウェアはいかなるアクションも実行しません。
警告
Simulink ソフトウェアが警告を表示します。
エラー
Simulink ソフトウェアはシミュレーションを終了し、エラー メッセージを表示します。
ヒント
この診断は、固定小数点定数 (正味の勾配と正味のバイアス) にのみ適用されます。
固定小数点定数アンダーフローは、理想値が小さすぎるために定数の理想値を表すために十分な精度がないデータ型の固定小数点定数が Simulink ソフトウェアで検出されたときに発生します。
固定小数点定数アンダーフローが発生した場合、理想値をデータ型にキャストすると固定小数点定数の値が 0 になるので、その理想と異なります。
依存関係
このパラメーターには Fixed-Point Designer™ のライセンスが必要です。
コマンド ライン情報
パラメーター: FixptConstUnderflowMsg |
値: 'none' | 'warning' | 'error' |
既定の設定: 'none' |
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | 影響なし |
安全対策 | 影響なし |
関連するトピック
- 正味の勾配と正味のバイアス精度の問題 (Fixed-Point Designer)
- モデル コンフィギュレーション パラメーター: 型変換の診断