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アンダーフローの検出
説明
シミュレーション中、パラメーター量子化によって、非ゼロ値がゼロにアンダーフローした場合に行う診断アクションを選択します。
カテゴリ: 診断
設定
既定の設定: なし
なし
Simulink® ソフトウェアはいかなるアクションも実行しません。
警告
Simulink ソフトウェアが警告を表示します。
エラー
Simulink ソフトウェアはシミュレーションを終了し、エラー メッセージを表示します。
ヒント
理想値が小さすぎるためにデータ型の精度が理想値を表現するのに十分でないパラメーターが Simulink によって検出されると、パラメーター アンダーフローが発生します。
パラメーター アンダーフローが発生した場合、非ゼロの理想値をパラメーターのデータ型にキャストすると、モデル化された値がゼロになります。
パラメーター アンダーフローは、浮動小数点数、固定小数点、整数データ型を含むあらゆるデータ型で発生する可能性があります。たとえば、理想値
1e-46
は、単精度、半精度、あらゆる整数型、一般的に使用されるほとんどの固定小数点型において、ゼロに量子化されます。絶対量子化誤差は、データ型の精度と比較すると相対的に小さいですが、相対量子誤差は 100% です。アルゴリズムにおけるパラメーターの使用方法によっては、アンダーフローの影響は重大になります。たとえば、パラメーターが乗算または除算で直接使用されている場合、100% の相対量子誤差の影響は重大です。
コマンド ライン情報
パラメーター: ParameterUnderflowMsg |
値: 'none' | 'warning' | 'error' |
既定の設定: 'none' |
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | 影響なし |
安全対策 | エラー |