最新のリリースでは、このページがまだ翻訳されていません。 このページの最新版は英語でご覧になれます。
Simulink® ソフトウェアによって、信号のフレーム ステータスに依存するブロックの動作が検出された場合の診断アクションを選択します。
将来のリリースでは、フレーム ステータスは信号属性にはなりません。この変更に対応するため、多くのブロックに新しいパラメーターが入りました。このパラメーターによって、ブロックがその入力をデータのフレームとして扱うか、データのサンプルとして扱うかを指定できます。このパラメーターを設定すると、サンプルベースの処理とフレームベースの処理の制御を信号のフレーム ステータスからブロックに移すことで、モデルを将来のリリースに対応させることができます。
この診断によって、モデル内のブロックに信号のフレーム状態に依存するものがあるかどうかを特定できます。この状態を知ることによって、ブロックがサンプルベースまたはフレームベースの処理を実行するかどうかを判断できます。詳細については、R2012a 『DSP System Toolbox™ Release Notes』のフレームベースの処理に関する節を参照してください。
メモ
フレームベースの処理には、DSP System Toolbox のライセンスが必要になります。
カテゴリ: 診断
既定の設定: エラー
なし
Simulink ソフトウェアはいかなるアクションも実行しません。
警告
モデルが含むブロックに、その動作が信号のフレーム ステータスに依存するものがある場合、Simulink ソフトウェアは警告を表示します。
エラー
モデルが含むブロックに、その動作が信号のフレーム ステータスに依存するものがある場合、Simulink ソフトウェアはシミュレーションを停止し、エラー メッセージを表示します。
アップグレード アドバイザーを使用すると、モデル内のブロックは自動的に更新されます。モデルのアップグレードを参照してください。
パラメーター: FrameProcessingCompatibilityMsg |
値: 'none' | 'warning' | 'error' |
既定の設定: 'warning' |
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | 影響なし |
安全対策 | 影響なし |