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abs

絶対値と複素数の大きさ

説明

Y = abs(X) は、入力 X の各要素の絶対値を返します。

X が複素数の場合、abs(X)複素数の大きさを返します。

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y = abs(-5)
y = 5

実数値の数値ベクトルを作成します。

x = [1.3 -3.56 8.23 -5 -0.01]'
x = 5×1

    1.3000
   -3.5600
    8.2300
   -5.0000
   -0.0100

ベクトルの要素の絶対値を求めます。

y = abs(x)
y = 5×1

    1.3000
    3.5600
    8.2300
    5.0000
    0.0100

y = abs(3+4i)
y = 5

入力引数

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入力配列。スカラー、ベクトル、行列、多次元配列、table または timetable として指定します。X が複素数である場合、single または double の配列でなければなりません。出力配列のサイズとデータ型は入力配列と同じになります。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | duration | table | timetable

詳細

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絶対値

実数の絶対値は、符号を除いた非負の対応する値です。

実数 a の絶対値は次のようになります。

  • a が 0 以上の場合は a

  • a が 0 未満の場合は -a

abs(-0)0 を返します。

複素数の大きさ

複素数の大きさ (絶対値) は、複素平面にプロットされた原点から複素数値までのベクトル長です。

複素数値の |a+bi|a2+b2 と定義されます。

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

GPU コード生成
GPU Coder™ を使用して NVIDIA® GPU のための CUDA® コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

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参考

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