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既定では、信号線、ブロック パラメーター、状態、およびその他のモデル データが、生成されたコードに標準の構造体のフィールドとして表示されます。一般情報については、生成されたコードによる内部信号、状態、パラメーター データの保存方法を参照してください。
次の表に、生成されたコードの一般的なデータ構造体をいくつか示します。構造体型の名前、および該当する場合は、モデルから生成したコード内の構造体変数はモデル設定によって異なります。この設定に関係なく、コードの構造体型の名前には、表の「構造体型の短縮名」列に示されている短縮名が含まれます。
モデルに対して生成されるデータ構造体
構造体型の短縮名 | 構造体で表されるデータ |
---|---|
ExtU |
ルート Inport ブロックからのデータ |
ExtY |
ルート Outport ブロックからのデータ |
B |
ブロックの出力信号 |
ConstB |
定数値のあるブロック出力 |
P |
ブロック パラメーター |
ConstP |
定数パラメーター |
DW |
ブロックの離散状態 |
XDis |
Enabled Subsystem のステータス |
追加の構造体については、System-generated identifiers (Embedded Coder)を参照してください。
以下を使用して、これらの構造体にデータが表示されないように指定できます。
ストレージ クラスの直接適用。たとえば、ストレージ クラスを使用して、信号、調整可能なパラメーター、状態を個別のグローバル変数として表すことができます。詳細については、個別の信号、状態、およびパラメーター データ要素へのストレージ クラスの適用を参照してください。
[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの [最適化] ペインにあるパラメーターなどのコンフィギュレーション パラメーター。これらのコンフィギュレーション パラメーターを調整して、既定のデータ表現を制御できます。詳細については、モデル コンフィギュレーション パラメーター: コード生成の最適化を参照してください。
標準データ構造体の特性を制御するには、以下の表の情報を使用します。
名前 | 名前の変更方法 |
---|---|
構造体の型 | 型に使用する命名規則を設定します。[コンフィギュレーション パラメーター] 、 [グローバルなタイプ] の値を設定します。 |
グローバル構造体変数 | [コンフィギュレーション パラメーター] 、 [グローバル変数] で命名規則を指定します。 |
構造体フィールドの名前 | 既定では、各構造体フィールドの名前はモデルのデータ項目の名前 (たとえば、[状態名] ブロック パラメーターを使用して指定したブロック状態の名前) から取得されます。[コンフィギュレーション パラメーター] 、 [グローバルなタイプのフィールド名] で命名規則を指定します。 |
構造体フィールドのデータ型 | Simulink.AliasType オブジェクトおよびデータ型置換を使用して、モデルの対応するデータ項目のプリミティブ型の名前を変更します。Control Data Type Names in Generated Code (Embedded Coder)を参照してください。 |
生成されたコードでの名前およびその他の識別子を制御するコンフィギュレーション パラメーターの詳細については、Customize Generated Identifiers (Embedded Coder)を参照してください。
Combine signal/state structures (Embedded Coder)