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ターゲット ハードウェアの特性の設定

スクリプトを開く

Simulink® では、ターゲット システムのハードウェア実行の特性を設定できます。これが不十分な場合、不適切または非効率的なコードになる可能性があります。

モデル例を開く

モデル例 TargetSettings を開きます。

open_system('TargetSettings');

モデル内の黄色のボタンをダブルクリックすることにより、[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの [ハードウェア実行] ペインを開きます。

ハードウェア ボード構成

既定では、モデルは、指定されたシステム ターゲット ファイルに基づいてコード ジェネレーターがハードウェア ボード構成を決定するよう設定されています。既定のシステム ターゲット ファイルの設定は grt.tlc です。

ハードウェア ボードのサポートをインストールしている場合、そのボードは [ハードウェア ボード] メニューに表示されます。選択した場合、ハードウェア ボードに関連するパラメーターがダイアログ ボックスに表示されます。

ハードウェア ボードが表示されない

表示されないハードウェア ボードを使用している場合、対応するターゲット サポート パッケージをインストールしてメニューに追加します。[ハードウェア ボード] を Get hardware Support Packages に設定するか、MATLAB® コマンド ウィンドウで supportPackageInstaller と入力することにより、サポート パッケージ インストーラーを起動します。

ハードウェア ボードのサポートをインストールしてから、[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスを再度開いて、ハードウェア ボードを選択します。

ソース レベルのデバッガーを含むクロス開発システム

ソース レベルのデバッガーを含むクロス開発システムを使用する場合、以下を行います。

1. ハードウェア ボードのモデルを設定します。

2. コードを生成し、ターゲット開発システムを使用して実行可能ファイルをビルドします。ファイルおよびパス情報の取得の詳細については、Simulink Coder® ビルド情報 API についてのドキュメンテーションを参照してください。

3. 実行可能ファイルをターゲット ハードウェアにダウンロードし、モデルの各出力端子のモデル出力コードでブレークポイントを設定します。

4. デバッグ セッションを実行し、ターゲット ハードウェア上で実行されたときのコードの動作を観察します。コードをステップ実行すると、ターゲット ハードウェア デバイス特性の値が計算されます。

ターゲット開発システムでソース レベル デバッグがサポートされていない場合は、コードを生成し、printf ステートメントまたは結果を取得するその他のコードを追加します。

5. [コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの [ハードウェア実行] ペインで [デバイス ベンダー] を Custom processor に設定し、[デバイスの詳細] の矢印をクリックしてマイクロプロセッサのデバイス設定を手動で調整します。