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"Model default" ストレージ クラスに対する詳細なコメント

コードのサイズを削減したり、コードのトレーサビリティを向上させたりする

モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [コメント]

説明

コメントの生成を制御することにより、コードのサイズが削減されたり、コードのトレーサビリティが向上します。コメントは、モデル パラメーター構造体のフィールドを初期化するコードでインターリーブされた形で表示されます。モデル パラメーター構造体は model_data.c ファイルまたは model.c ファイルに配置されます。各コメントは、パラメーター オブジェクト (Simulink.Parameter) または MATLAB® 変数の名前、およびパラメーター値を設定するためにそのオブジェクトまたは変数を使用するブロックを示します。

パラメーター オブジェクトおよび MATLAB 変数は、以下のいずれかの条件下でモデル パラメーター構造体に配置されます。

  • ストレージ クラス Model default をオブジェクトまたは変数に適用し、コード マッピング エディターでデータの対応するカテゴリのストレージ クラスを既定の設定 Default に設定する。

  • ストレージ クラス Auto をオブジェクトまたは変数に適用し、モデル コンフィギュレーション パラメーター [既定のパラメーター動作][調整可能] に設定する。コード マッピング エディターでデータの対応するカテゴリのストレージ クラスを既定の設定 Default に設定する。

生成されたコードにおけるパラメーター表現の詳細については、生成されたコードによる内部信号、状態、パラメーター データの保存方法を参照してください。

依存関係

[コメントを含める] によって、このパラメーターが有効になります。

設定

on (既定値) | off

既定の設定: オン

オン

パラメーター構造体に格納されているパラメーター値の数に関係なく、コメントを生成します。この設定を使用すると、生成コードと、モデルで使用するパラメーター オブジェクトまたは変数との間のトレーサビリティが向上します。

オフ

パラメーター構造体に含まれているパラメーター値の数が 1000 未満の場合にのみコメントを生成します。n 個の要素をもつ配列パラメーターは n 個の値を表します。大規模なモデルでは、この設定を使用すると、生成されるファイルのサイズが削減されます。

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグオン
トレーサビリティオン
効率性影響なし
安全対策

推奨なし

プログラムでの使用

パラメーター: ForceParamTrailComments
型: 文字ベクトル
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'

バージョン履歴

R2006a より前に導入