ベクトルの割り当てに対して memcpy を使用
ベクトルの割り当てに対して生成されたコードを最適化する
モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [最適化]
説明
[ベクトルの割り当てに対して memcpy を使用] パラメーターは、for
ループを memcpy
と置き換えることにより、ベクトルの割り当てに対して生成されたコードを最適化するかどうかを指定します。
依存関係
このパラメーターを選択すると、関連パラメーター [memcpy しきい値 (バイト)] が有効になります。
設定
on
| off
- オン
関連しきい値パラメーター [memcpy しきい値 (バイト)] に基づいてベクトルの割り当てに対する
memcpy
の使用を有効にします。配列要素の数に要素あたりのバイト数を乗算した結果が [memcpy しきい値 (バイト)] に指定された値以上である場合に、memcpy
が生成コードで使用されます。このコンテキストでは、1 バイトは 1 文字の幅に相当します。- オフ
ベクトルの割り当てに対する
memcpy
の使用を無効にします。
ヒント
memcpy
の宛先が変更されていない場合、コード ジェネレーターは関数memcpy
の呼び出しをポインターの割り当てで置き換えてコードをさらに最適化できます。詳細については、データ コピーからポインターの割り当てへの変換 (Embedded Coder)を参照してください。
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | オン |
安全対策 | 影響なし |
プログラムでの使用
パラメーター: EnableMemcpy |
型: 文字ベクトル |
値: 'on' | 'off' |
既定の設定: 'on' |
バージョン履歴
R2008b で導入