ツールチェーン
実行可能プログラムまたはライブラリのビルド時に使用するツールチェーン
モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成]
説明
[ツールチェーン] パラメーターは、CMake またはコード ジェネレーターが実行可能プログラムまたはライブラリのビルドに使用するツールチェーンを指定します。
メモ
このパラメーターは、CMake ビルド プロセスの構成およびツールチェーン (ToolchainInfo) またはテンプレート makefile のビルド プロセスの設定で説明されているように、モデルがツールチェーンベースのコード生成を指定するシステム ターゲット ファイルで設定されている場合に表示されます。
設定
Automatically locate an installed toolchain
(既定値)使用可能なツールチェーンのリストは開発用コンピューターのプラットフォームによって異なります。このリストには追加したカスタム ツールチェーンを含めることができます。
[ツールチェーン] が [Automatically locate an installed toolchain]
に設定されている場合、コード ジェネレーターは次のように動作します。
インストールされたツールチェーンの開発用コンピューターを検索します。
コマンド
mex -setup
を使用して最後に指定されたコンパイラを選択します。ビルド プロセスで、コンパイラを使用して生成された C または C++ コードをコンパイルします。[ツールチェーン] フィールドのすぐ下に選択したツールチェーンの名前を表示します。
ヒント
[ツールチェーンの検証] をクリックして、ツールチェーンの登録情報が有効であることを確認します。検証プロセスが完了すると、[検証レポート] ウィンドウに結果が表示されます。検証レポートはツールチェーンの登録がパスまたは失敗のいずれであるかを示し、検証プロセスの各ステップとビルド ツールのステータスを提示します。ツールチェーンの定義でビルド ツールが省略されている場合、未指定のツールの検証はスキップされます。エラー (たとえば、ビルド ツールの定義でコンパイラやリンカーなどの必要なビルド ツールが除外されている) を修正するには、ツールチェーンの定義を編集して登録プロセスを繰り返します。
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | 影響なし |
安全対策 | 影響なし |
プログラムでの使用
パラメーター: Toolchain |
型: 文字ベクトル |
値: 'Automatically locate an installed toolchain' | 有効なツールチェーン名 |
既定の設定: 'Automatically locate an installed toolchain' |
バージョン履歴
R2013b で導入