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Robot Operating System (ROS)

Robot Operating System (ROS) とは、ロボット ソフトウェア開発に役立つツール、ライブラリ、ソフトウェアのフレームワークです。これは、ロボットのプログラミングとロボティクス プラットフォームの制御を行うための柔軟なシステムです。ROS は、ロボティクス分野の発展に役立てるため、オープンソースのコラボレーション コミュニティによって開発されました。ハードウェア、ロボティクス シミュレーション モデル、パス プランニング、位置推定、地図作成や、さまざまなその他のアルゴリズムを操作するアプリケーションを利用できます。ROS の概要については、Web サイト上で ROS Introduction を参照してください。

ROS およびその機能の詳細については、ROS Web サイトおよび ROS Wiki を参照してください。この Wiki のドキュメンテーションには、ROS のチュートリアル、ソフトウェア パッケージ、コア ライブラリ、およびサポートされているロボットとハードウェアが含まれています。

ROS 2 は ROS の 2 番目のバージョンです。ROS 2 に特定の詳細については、ROS 2 の概要を参照してください。

ROS Toolbox では、MATLAB® で ROS の機能にアクセスできます。MATLAB を使用して ROS ネットワークと通信し、ロボットの機能を対話的に調べて、センサー データを可視化します。ROS 対応ロボットおよび Gazebo などのロボット シミュレーターとデータを交換することにより、ロボティクス アプリケーションを開発できます。ROS ネットワークとメッセージを交換する Simulink® モデルも作成できます。ROS 対応ロボットおよびロボット シミュレーターに対してメッセージを送受信することにより、Simulink 環境内でモデルを検証します。モデルから、スタンドアロン ROS アプリケーション用の C++ コードも生成できます。

MATLAB と Simulink の両方で TCPROS トランスポート層 (TCPROS を参照) がサポートされています。UDPROS トランスポートはサポートされません。

さまざまなプラットフォームおよびバージョンに対するサポートについては、ROS Toolbox システム要件で確認できます。現在のメッセージ カタログを上書きする場合は、カスタム メッセージのサポートを使用して新しいメッセージ定義を生成できます。

ROS ネットワークの使用を開始するには、次を参照してください。

ROS 2 ネットワークの使用を開始するには、次を参照してください。