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単相非同期機のベクトル制御

この例では、AC ドライブのベクトル制御を示します。

H.Ouquelle and Louis-A.Dessaint (Ecole de technologie superieure, Montreal)

説明

単相非同期機は定格で 1/4 HP、110 V、60 Hz で、Universal Bridge ブロックを使用して構築される電流制御型 PWM インバーターによって駆動されます。速度制御ループは、比例-積分-微分 (PID) 制御器を使用して、モーター トルクを制御する q 軸指令電流 iq* を生成します。モーター磁束は、d 軸指令電流 id* によって制御されます。ブロック DQ-AB を使用して、電流制御器の id* および iq* を指令電流 ia*、ib* に変換します。Current Measurement ブロックと Voltage Measurement ブロックにより、可視化のための信号が提供されます。

シミュレーション

シミュレーションを開始します。スコープで開始時にモーターの電流、電圧、速度、およびトルクを観察します。2 つの Manual Switch ブロックをダブルクリックし、定数 wref=1500 rpm および TL ブロックから Step ブロックに切り替えます (基準速度 wref は t = 2 秒で 1500 から 750 rpm に、負荷トルクは t= 1s で 0 から 1 N.m に変化)。シミュレーションを再実行し、基準速度および負荷トルクの連続変化への駆動応答を観察します。