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PMSM 位置制御

この例では、PMSM をベースとする電気駆動装置において回転子の位置を制御する方法を説明します。理想的なトルク源が負荷を提供します。Control サブシステムでは、外側の位置および速度制御ループと内側の電流制御ループという 2 つの制御ループをもつカスケード制御構造を使用します。推定器設計の状態には、電磁トルク、機械角速度、機械角度位置、外乱 (負荷トルク) があります。最適状態フィードバック型の線形 2 次制御器が、位置と速度を制御します。ルーエンバーガー オブサーバーが負荷を推定します。PI コントローラーが、内側の電流制御ループを実装します。制御された三相インバーターが PMSM に電力を供給します。シミュレーションではステップ指令値を使用します。Scopes サブシステムには、シミュレーション結果を確認できるスコープが含まれています。

モデル

Simscape ログからのシミュレーション結果

以下のプロットは、テストでの要求角度と測定角度、および電気駆動装置の回転子速度を示しています。

参照

[1] S. Carpiuc and C. Villegas, "Real-time position control in permanent magnet synchronous machine drives," 2018 20th European Conference on Power Electronics and Applications (EPE'18 ECCE Europe), Riga, Latvia, 2018, pp. P.1-P.8.

参考

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