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相互に結合した 3 つのインダクターを使用したバンドパス フィルター

この例では、相互に結合した 3 つのインダクターを使用したバンドパス フィルターの実装を示します。このモデルを使用して、100 MHz を中心としたバンドパスを提供するために選択されたフィルター パラメーターを検証できます。帯域幅を制限したノイズ源が、100 MHz 発振器によってアップシフトされ、フィルターに適用されます。その後、応答が発振器によってダウンシフトされます。モデルの StopFcn コールバックは、ソースと応答の FFT を取り、フィルターの周波数応答を推定します。

モデル

Simscape ログからのシミュレーション結果

以下のプロットは、バンドパス フィルター回路の励起電圧と応答を示しています。帯域幅を制限したノイズ源が、100 MHz 発振器によってアップシフトされ、フィルターに適用されます。その後、応答が発振器によってダウンシフトされます。

周波数応答

以下のプロットは、2 つの異なる方法を使用して得られる、回路の周波数応答を示しています。MATLAB® を使用して FFT をシミュレーション結果に適用し、周波数応答を推定します。もう 1 つの方法では、MATLAB コマンド linearize を使用して周波数応答を取得します。2 つの応答はほぼ完全に一致します。周波数応答はフィルター設計を検証し、100 MHz を中心としていることを示します。