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潮流解析における誘導モーターの初期化

この例では、潮流解析の一環として三相誘導モーターを初期化する方法を説明します。AC ネットワークに直接接続されている誘導機を初期化する場合は、1 つの自由度があり、これはシャフトのトルク、シャフトの動力、モーター速度、電力のいずれか 1 つによって設定できます。

ここでは、10 kW の機械動力で初期化するようにモデルを構成します。したがって、誘導モーターの変数タブ上の消費される機械動力の変数は、高い優先順位で 10 kW に設定されます。生成される滑りおよび有効電力の変数は、優先順位なしのままです。同様に、慣性の初期速度が滑りと等価であるため、その回転速度は優先順位なしに設定されます。初期化の収束に役立つように、開始値はゼロのままではなく同期速度に設定されます。

シャフトのトルクは、10 kW を同期機の速度で割った値に設定されます。生成時に負の滑りがある程度予測されるため、これは概算です。慣性の初期加速では誤差が発生します。精度を上げる必要がある場合は、最初のシミュレーションで測定された滑りを使用して、適用するシャフトのトルクを修正し、2 回目のシミュレーションを実行します。ただし、シャフトのトルクにこの誤差があっても、電気回路網の残り部分の潮流計算結果は変わらないことに注意してください。

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モデル

Simscape ログからのシミュレーション結果

以下のプロットは、潮流計算のターゲットを満たすよう定常状態が初期化された後のシミュレーション結果を示しています。過渡状態がないことが確認できます。これは、誘導モーターが正常に初期化されたことを示しています。