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2 母線潮流

この例では、2 母線の三相電力システム ネットワークのモデルについて説明します。このモデルでは、Simscape™ Electrical™ の Load Flow Source ブロックのインスタンスを 3 つ使用します。そのうち 1 つはスイング母線として、1 つは PV 母線として、1 つは PQ 負荷として構成されています。PV 母線は、電圧が定格電圧の 1.025 倍になるように、また 80 MW の有効電力をネットワークに供給するように、出力を調整します。スイング母線は、伝送線路のもう一端の電圧を定格電圧の 1 倍になるように調整し、全体的な有効電力と無効電力が均等になるように、必要な電力をネットワークに供給します。Simscape 初期化ソルバーは、定常状態で開始するように、PV 母線とスイング母線の両方で必要な内部初期電圧の振幅と位相を特定します。

2 つの母線ブロックには、潮流計算の初期化の結果の概要を示すタグが付けられています。これらのタグは、モデルのシミュレーション後、直ちに更新されます。タグの 1 行目から、2 つの電源の端子において要求された電圧が守られていることがわかります。タグの 2 行目は、Busbar2 のほうが Busbar1 より 2.51 度高いことを示しています。これは Busbar2 から Busbar1 へ、実質の電力潮流があることを反映しています。3 行目と 4 行目はそれぞれ、有効電力と無効電力を示しています。たとえば、Busbar2 タグの 3 行目は、60 MW の有効電力が母線から伝送線路へ流れ、80 MW の有効電力が PV 母線によって供給され、20 MW の有効電力が PQ 負荷に供給されていることを示しています。

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モデル

Simscape ログからのシミュレーション結果

以下のプロットは、潮流計算のターゲットを満たすよう定常状態が初期化された後のシミュレーション結果を示しています。Solver Configuration ブロック上の [方程式の定式化] オプションは、シミュレーションを高速化するために [周波数と時間] に設定されています。Solver Configuration ブロックで [定常状態からシミュレーションを開始] オプションが選択されていれば、[時間] オプションを使用してこのモデルを実行することもできます。ただし、[時間] オプションを使用してシミュレートした場合、Busbar ブロックの潮流計算の結果は更新されません。