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アニメーションの操作

アニメーション再生

アニメーションはモデルのシミュレーション時にキャッシュされます。シミュレーションがアニメーションのキャッシュより低速でない限り、シミュレーションの実行時に表示されるのはアニメーションの再生になります。その場合、アニメーションは、シミュレーションがキャッシュを生成する速度より速くはなりません。

アニメーションの一部または全部がいったんシミュレーションからキャッシュされた後は、再度アニメーションを開始するとキャッシュが再生され、2 回目のシミュレーションは行われません。キャッシュされたアニメーションでは、前後どの時点にも移動できます。

アニメーションのキャッシュは、Mechanics Explorer を閉じるまで保存されます。モデルをシミュレートすると、キャッシュは新しいアニメーション データで更新されます。モデルのアニメーションの永久的な記録を作成するには、アニメーション ビデオを作成しなければなりません。モデルのアニメーション ビデオの作成を参照してください。

ループ再生

Mechanics Explorer の再生ツールストリップにある [Toggle Loop] ボタンを使用すると、アニメーションが終了した時点で自動的に初めから再生されるようになります。キャッシュされたアニメーションは、[Pause] ボタンをクリックするまでいつまでも再生されます。[Toggle Loop] ボタンをクリックするとループが有効になります。ボタンを再度クリックするとループが無効になります。

再生速度の変更

Mechanics Explorer のツールストリップの再生速度スライダーを使用して、実時間に対するアニメーションの再生速度比を設定します。スライダーを 1 より大きい数値に設定するとより高速に再生されます。1 より小さい数値に設定するとより低速に再生されます。

スライダーは、1/256 から 256 の間で、2 の倍数に設定できます。アニメーションをさらに高速または低速にするには、モデルのベース再生速度を調整します。このパラメーターを変更するには、Mechanics Explorer のメニュー バーから [Tools][Animation Settings] を選択します。

再生時間へのジャンプ

Mechanics Explorer のツールストリップの再生スライダーを使用して、アニメーション タイムラインの任意の時点に再生時間を移動させます。再生時間カウンターには現在の再生時間が表示されます。あるいは、目的の再生時間を再生時間カウンターに直接入力します。