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ソフトウェアとハードウェアの構成

Simulink® Real-Time™ を使用してターゲット ハードウェア上で Simscape™ モデルをシミュレートする前に、開発用コンピューターとターゲット コンピューターをコード生成とリアルタイム シミュレーション向けに構成します。

  1. Simulink Real-Time ソフトウェアを開発用コンピューターにインストールします。開発用コンピューターにより、実行時にカーネル ソフトウェアとリアルタイム アプリケーションがターゲット マシンにダウンロードされます。Simulink Real-Time を使用したコード生成とハードウェアインザループ (HIL) シミュレーションには、C コンパイラを含む特定のハードウェアとソフトウェアが必要です。詳細については、コード生成に関する要件を参照してください。Simulink Real-Time のインストールと構成の詳細については、Simulink Real-Time のソフトウェア要件Install Development Computer Software (Simulink Real-Time)を参照してください。

  2. Simulink Real-Time を使用して、リアルタイム ターゲット コンピューターを HIL 用に構成します。Simulink Real-Time をターゲット コンピューターで正しく機能させるには、ターゲットの設定を構成して開発用コンピューターの設定と一致させ、ターゲット マシンをブートします。詳細については、Target Computer Settings (Simulink Real-Time)を参照してください。

  3. 必要な I/O モジュールを使用してターゲット コンピューターを構成します。I/O ボードは接続ケーブルを介して接続することも、ターゲット コンピューターの PCI スロットにインストールすることもできます。I/O ボードはセンサー、アクチュエータ、およびリアルタイム制御や信号処理システムのモデルに使用するその他のデバイスへの直接のインターフェイスを提供します。

    サポートされている I/O ボードの詳細については、Supported Hardware: Hardware Drivers を参照してください。

  4. 開発用コンピューターをターゲット コンピューターとのイーサネット通信用に構成します。詳細については、Enable Development Computer Communication (Windows) (Simulink Real-Time)を参照してください。

  5. ターゲット コンピューターを開発用コンピューターと物理的に接続します。詳細については、Set Up Target Computer Ethernet Connection (Simulink Real-Time)を参照してください。

  6. Simulink Real-Time のターゲット設定を構成します。Simulink Real-Time を使用する構成手順については、Target Computer Settings (Simulink Real-Time)を参照してください。

参考

(Simulink Real-Time)

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