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制限モードでのモデルの保存

すべてのモデルが常に制限モードで開くよう基本設定する代わりに、個々のモデルを保存前に制限モードに切り替えることができます。このようなモデルは、既定では制限モードで開きます。

  1. モデル ウィンドウ上部の Simulink® ツールストリップで、[モデル化] タブを開いて [モデル設定] をクリックします。[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスが開きます。

  2. [コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの左側のペインで、[Simscape] を選択します。右側のペインに [編集モード] オプションが表示されます。このオプションは既定では [フル] に設定されています。

  3. 図のようにドロップダウン リストで [制限] を選択し、[OK] をクリックします。

  4. モデルを保存します。

メモ:

[Simscape] エントリは、物理モデリング ブロックを少なくとも 1 つモデルに追加するまで [コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの左側のペインには表示されません。モデルのコンフィギュレーション セットを追加で作成する場合、[Simscape] エントリはこれを有効にするか、物理モデリングの操作 (物理モデリング ブロックや接続の追加または削除、物理モデリング ブロック ダイアログ ボックスの起動など) を行うまで表示されません。

モデルを制限モードに切り替えると、その後の作業は制限モードでのモデルの取り扱いで説明したルールに従うことになります。ただし、このモデルのアドオン製品のライセンスは MATLAB® セッションが終了するまでチェックアウトされたままとなります。

制限モードで保存されたモデルを開くと、ライセンス マネージャーはこのモデルを制限モードで開き、アドオン製品のライセンスをチェックアウトすることはありせん。

制限モードでのモデルの保存の例

この例では、モデルを制限モードに切り替えて保存します。

  1. 単純な機械システムのモデル例を開きます。

    openExample('simscape/SimpleMechanicalSystemExample')

  2. モデル ウィンドウ上部の Simulink ツールストリップで、[モデル化] タブを開いて [モデル設定] をクリックします。[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスが開きます。

  3. [コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの左側のペインで、[Simscape] を選択します。右側のペインに [編集モード] オプションが表示されます。このオプションは既定では [フル] に設定されています。

  4. ドロップダウン リストで [制限] を選択し、[OK] をクリックします。

  5. モデルを model_test_edit_mode という名前で保存します。

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