ルックアップ テーブルのプロット
モデル内の PS Lookup Table (1D) ブロックと PS Lookup Table (2D) ブロックに指定されているルックアップ テーブル データをプロットすることができます。テーブルをプロットすると、モデルをシミュレートする前にデータを可視化してテーブルが正しいことを確認できます。プロットには、ブロックに指定されている表形式のデータと、選択されている内挿および外挿オプションが反映されます。
基となっているテーブル データを変更した場合、再度プロットすると新しいウィンドウが開きます。これにより、プロットを並べて比較し、ブロック パラメーター値が結果のルックアップ関数にどのように影響するかを確認できます。
新しいモデルを作成し、PS Lookup Table (1D) ブロックを追加します。ブロック パラメーターを以下に示すように指定します。
モデル内でブロックを右クリックします。コンテキスト メニューから、[Foundation Library]、[Plot Table] を選択します。
データのプロットを含む Figure ウィンドウが開きます。
ブロックのダイアログ ボックスで、[内挿法] のパラメーター値を
[平滑化]
に変更します。ブロックを右クリックし、[Foundation Library]、[Plot Table] を選択して、再度データをプロットします。
新しい Figure ウィンドウが開きます。
新しい内挿法によって曲線の形状が変化しています。
ブロック ダイアログ ボックスで、[外挿法] パラメーター値を
[最近傍]
に変更します。ブロックを右クリックし、[Foundation Library]、[Plot Table] を選択して、再度データをプロットします。
新しい Figure ウィンドウが開きます。
テーブル グリッド内 (x 軸の 1 と 5 の間) の曲線形状には変化がありませんが、新しい外挿法は、曲線の指定範囲外への続き方に影響を及ぼしています。
メモ
[外挿法] パラメーター値を
[誤差]
に変更した場合には、外挿領域がなくなり、プロットが最初と最後のグリッド点で切断されます。