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シミュレーション統計のログ作成

この例では、シミュレーションにおけるゼロクロッシングに関する情報にアクセスして解析する方法を示します。既定では、ゼロクロッシングのデータのログは作成されません。[シミュレーション統計のログ記録] チェック ボックスをオンにすると、シミュレーション ログ変数には、ゼロクロッシングが発生する可能性がある各ブロックの追加の SimulationStatistics ノードが格納されます。ただし、シミュレーションの速度は低下し、メモリの消費も多くなります。

  1. MATLAB® コマンド ウィンドウに「ssc_mechanical_system_translational_hardstop」と入力して、「並進ハード ストップを使用する機械システム」のモデル例を開きます。

  2. [コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの左側のペインで、[Simscape] を選択します。このモデル例ではモデル全体のデータ ログとシミュレーション統計が既に有効になっており、ワークスペース変数名が simlog_ssc_mechanical_system_translational_hardstop であることがわかります。

  3. モデルのシミュレーションを実行します。これにより、simlog_ssc_mechanical_system_translational_hardstop という名前 ([ワークスペース変数名] パラメーターで指定) のワークスペース変数が作成され、シミュレーション データが格納されます。[シミュレーション統計のログ記録] チェック ボックスがオンになっているため、ワークスペース変数にはゼロクロッシングのデータを表す追加のノードが格納されます。

  4. simlog 変数にはモデルと同じ階層が設けられます。変数構造の全体を確認するには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

    simlog_ssc_mechanical_system_translational_hardstop.print

    このコマンドにより、データ ツリーの全体が出力されます。

         ssc_mechanical_system_translational_hardstop
         +-Damper_M1
         | +-C
         | | +-v
         | +-R
         | | +-v
         | +-f
         | +-v
         +-Damper_M2
         | +-C
         | | +-v
         | +-R
         | | +-v
         | +-f
         | +-v
         +-MTRef_DM1
         | +-V
         |   +-v
         +-MTRef_DM2
         | +-V
         |   +-v
         +-MTRef_VS
         | +-V
         |   +-v
         +-Mass_1
         | +-M
         | | +-v
         | +-f
         | +-v
         +-Mass_2
         | +-M
         | | +-v
         | +-f
         | +-v
         +-Sensor_M1
         | +-Ideal_Translational_Motion_Sensor
         | | +-C
         | | | +-v
         | | +-P
         | | +-R
         | | | +-v
         | | +-V
         | | +-f
         | | +-v
         | | +-x
         | +-MTRef
         | | +-V
         | |   +-v
         | +-PS_Terminator
         | | +-I
         | +-PS_Terminator1
         |   +-I
         +-Sensor_M2
         | +-Ideal_Translational_Motion_Sensor
         | | +-C
         | | | +-v
         | | +-P
         | | +-R
         | | | +-v
         | | +-V
         | | +-f
         | | +-v
         | | +-x
         | +-MTRef
         |   +-V
         |     +-v
         +-Spring_M1
         | +-C
         | | +-v
         | +-R
         | | +-v
         | +-f
         | +-v
         | +-x
         +-Translational_Hard_Stop
         | +-C
         | | +-v
         | +-R
         | | +-v
         | +-SimulationStatistics
         | | +-zc_1
         | | | +-crossings
         | | | +-values
         | | +-zc_2
         | |   +-crossings
         | |   +-values
         | +-f
         | +-v
         | +-x
         +-Velocity_Source
           +-C
           | +-v
           +-R
           | +-v
           +-S
           +-f
           +-v
  5. Translational_Hard_Stop ノードの下に、ゼロクロッシング情報を含む SimulationStatistics と呼ばれるノードがあります。これは、Translational Hard Stop のみが、このモデルでシミュレーション中にゼロクロッシングが発生する可能性をもつブロックであることを示しています。

  6. シミュレーション中にワークスペースで記録された他のデータと同様に、このデータにアクセスして解析することができます。詳細については、simscape.logging.Node および simscape.logging.Series のリファレンス ページを参照してください。