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ログに記録されたシミュレーション データの操作点を使用してモデルを初期化

この例では、ログに記録されたシミュレーション データから OperatingPoint オブジェクトを作成し、その後、この操作点を使用して以降のシミュレーション実行のためにモデルを初期化する方法を説明します。

  1. MATLAB® コマンド ウィンドウで「ssc_dcmotor」と入力して、永久磁石の DC モーターのモデル例を開きます。このモデルでは、データ ログがモデル全体について有効になっており、[ワークスペース変数名] パラメーターが simlog_ssc_dcmotor に設定されています。

  2. モデルをシミュレートして、シミュレーション データをログに記録します。

  3. Motor RPM スコープ ウィンドウでシミュレーションの結果を調べます。

    最初の 0.1 秒の間はモーターに外部負荷がかからず、速度が無負荷値まで上がります。0.1 秒後に、モーター シャフトへの負荷として停動トルクが加えられます。

  4. ログ記録されたシミュレーション データから、シミュレーション開始から 0.1 秒の時点の操作点を作成します。

    op = simscape.op.create(simlog_ssc_dcmotor, 0.1)
    op = 
    
      OperatingPoint with children:
    
      OperatingPoints:
    
       ChildId         Size
       ______________  ____
    
       'DC Motor'       1x1
       'DC Voltage'     1x1
       'ERef'           1x1
       'Load Torque'    1x1
       'MRRef Motor'    1x1
       'MRRef Torque'   1x1
       'Sensing'        1x1
       'Step Input'     1x1
    
  5. 操作点からのモデルの初期化を有効にします。

    set_param(gcs,'SimscapeUseOperatingPoints','on');

    このコマンドは、[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの [Simscape] ペインにある [操作点の初期化を有効にする] チェック ボックスをオンにすることと等価です。

  6. 操作点の名前を指定します。

    set_param(gcs,'SimscapeOperatingPoint','op');

    このコマンドは、[モデルの操作点] テキストボックスに「op」と入力することと等価です。

  7. モデルをシミュレートします。シミュレーションは無負荷の最高速度で開始されるようになりました。

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