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モデル全体のデータ ログ作成の有効化
データ ログを使用すると、重要なシミュレーションおよび解析ツールへアクセスできるようになるため、Simscape™ モデルのベスト プラクティスです。したがって、関数 ssc_new
またはいずれかの Simscape モデル テンプレートを使用してモデルを作成すると、モデル全体のデータ ロギングが自動的にオンになります。
しかし、他の手法で作成されたモデルの場合、既定では、シミュレーション データはログに記録されません。モデルのデータ ログ作成を有効にするには、[シミュレーション データ ログ] コンフィギュレーション パラメーターを使用します。
モデル ウィンドウで [モデル化] タブを開き [モデル設定] をクリックします。[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスが開きます。
[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの左側のペインで、[データのインポート/エクスポート] を選択します。[単一のシミュレーション出力] チェック ボックス (既定でオン) をオフにします。この手順により、ログに記録されたシミュレーション データを、単一の出力オブジェクトの一部とするのではなく、個別のワークスペース変数と関連付けることができます。
[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの左側のペインで、[Simscape] を選択します。右側のペインには [シミュレーション データ ログ] オプションが表示されます。このオプションは既定では
[なし]
に設定されています。ドロップダウン リストで
[すべて]
を選択してから、[OK] をクリックします。モデルのシミュレーションを実行します。これにより、
simlog
という名前 ([ワークスペース変数名] パラメーターで指定) のワークスペース変数が作成され、シミュレーション データが格納されます。この変数に格納されているデータへのアクセス方法およびその使用方法の詳細は、以下にリストされた関連する例を参照してください。追加のデータ ログ コンフィギュレーション オプションに関する情報の詳細は、データ ログ作成のオプションを参照してください。